東急グループが2022年9月2日に創立100周年を迎えることを受け、東急はグループ創立100周年の鉄道記念企画を7月15日から順次実施すると発表した。「東急グループ創立100周年記念入場券セット」と「東急創立100周年記念東急線ワンデーパス」の発売を予定している。

  • 「東急グループ創立100周年記念入場券セット」

「東急グループ創立100周年記念入場券セット」は、東急線記念入場券85枚(B型硬券)、東急線記念レプリカ入場券11枚(B型硬券)、特製台紙(スリープケース付き)のセット商品として販売。記念レプリカ入場券は、相鉄・東急直通線の新駅として開業予定の新横浜駅と新綱島駅をはじめ、現在は廃止された並木橋駅、工業都市駅、新太田町駅、神奈川駅、高島町駅、桜木町駅、桐ケ谷駅、調布大塚駅、本門寺道駅の分も用意した。

特製台紙は、目黒蒲田電鉄が目黒~丸子(現・沼部)間の開業時に導入した小型の電車「デハ1型」のイラストを表紙にデザインしている。受注生産品となっており、7月15日10時から東急線グッズのウェブ販売サイト「TOKYU STYLE」にて、9月2日23時59分まで受け付ける予定。発売額は1万5,000円(送料別途)。発送は11月上旬頃を予定している。

  • 「東急グループ創立100周年記念入場券セット」特製台紙

  • 「東急創立100周年記念東急線ワンデーパス」

「東急創立100周年記念東急線ワンデーパス」は9月2日から販売開始。2023年2月28日まで、東急線18駅の改札窓口(渋谷駅、中目黒駅、武蔵小杉駅、日吉駅、菊名駅、横浜駅、目黒駅、田園調布駅、三軒茶屋駅、二子玉川駅、溝の口駅、鷺沼駅、あざみ野駅、長津田駅、大井町駅、自由が丘駅、五反田駅、蒲田駅。一部窓口を除く)で販売される。

大人用3,000枚の数量限定で、なくなり次第、販売は終了となる。発売額は680円。乗車券の有効期間は9月2日から来年年3月31日までとされ、期間中の1日限り有効となる。

  • 「感謝を伝えるプロジェクト ~これからの100年も心を込めて~」

その他、「感謝を伝えるプロジェクト ~これからの100年も心を込めて~」を7月下旬から10月下旬頃まで実施する。東急線全駅(世田谷線の一部駅を除く)の駅貼りポスターや駅設置のデジタルサイネージを通して、日頃から東急線を利用している人への「100年の感謝とこれからの未来への思い」を発信するとのこと。