イー・ラーニング研究所は7月13日、「2022年:子どもの夏休みの習い事ならびに夏休みの学習に関する調査」の結果を発表した。調査は6月3日~28日、20代~50代の子どものいる親516名を対象に紙によるアンケート形式で行われた。

  • 子どもに夏休みにさせたい習い事

    子どもに夏休みにさせたい習い事

「オフラインとオンラインのどちらで、子どもの夏休みの習い事をさせたいですか?」と尋ねたところ、77%が「オフラインとオンラインの両方」と回答。外出規制が緩和されてきた今でも、オフラインとオンラインの両方を使ったハイブリッドな習い事が求められているよう。

また、「子どもに夏休みにさせたい習い事」を聞くと、「英語・英会話スクール」(314名)や「プログラミング」(223名)、「スポーツ系」(214名)の人気が高く、それに続く形で、今年は「金融教育関連」(206名)が4位にランクインした。

  • 夏休みに体験させたいアクティビティ

    夏休みに体験させたいアクティビティ

続いて、「今年の夏休みに体験させたいアクティビティ」を聞いたところ、「旅行」(315名)、「海水浴・プール・川遊び」(241名)、「体験型ツアー」(228名)が上位に。理由を聞くと、「多くのことを学ばせたい」(363名)、「自然に触れさせたい」(332名)、「感性を養いたい」(297名)といった声が多くあがった。

  • 子どもに夏休みにやってほしい学習内容

    子どもに夏休みにやってほしい学習内容

次に、「子どもの夏休みの宿題で、親の関与が必要だと思うものはどれですか?」と尋ねたところ、「自由研究」(360名)に回答が集中し、約7割となった。また、「子どもに夏休みにやってほしい学習内容」を聞くと、約7割が「苦手克服」(360名)と回答し、次に「1学期の復習」(242名)が続くことから、夏休み中に1学期中の学習内容の定着に重点をおいていることが伺える結果に。

一方で、3人に1人が「非認知能力関連の学習」(167名)と回答しており、2学期の予習や応用よりも、学校での学習以外の能力を高めることへの関心が高いことがわかった。