お笑いコンビ・インディアンスの田渕章裕が、13日に放送されたトークバラエティ番組『あちこちオードリー』(テレビ東京系/毎週水曜23:06~)にゲスト出演。バラエティ番組の出演が増え、“ある深刻な悩み”を打ち明けた。

インディアンスの田渕章裕

3年連続で「M-1グランプリ」の決勝進出を果たし、昨年は3位にまで上り詰めたインディアンス。ボケ担当の田渕は、周囲が「うるさい」と感じるほどボケ倒す芸風だが、バラエティ番組のロケ中に、「ボケすぎ」「ロケが押す」と言われてしまったそう。「他の出演者さん、スタッフさんにめちゃくちゃ迷惑かけてるんやな」「ちょっと気を付けていかなあかんな」と反省したようだが、「これを、“関係者の方にアンケート取りました”っていう形で伝えられて……。ガチの本音やってん」と、ちょっぴり傷ついている様子だった。

一方で、100個ボケても、オンエアでは3つほどしか放送されないと前置きしながら、「僕は正直、打率を上げれたら全体の数を減らしていいと思うんですけど、その術がないので……。当分、100ボケで行くと思う」とも。そんな田渕に、オードリーの若林正恭が、「俺がやってるクイズ番組でボケまくるのよ。後半、インカムで入った。“たぶっちゃんのボケ、もう大丈夫です”って(笑)」とぶっちゃけると、「マジっすか……?」とガックリ。「でも、俺は止めなかったよ。やろうよ!」と若林が励ますと、「やりましょうよ!」と奮起していた。

また、若林が、「このうるささにしては、珍しく分かりやすく繊細だよね。でも、前に出るのは止めないから」と話すと、「そこはアイデンティティ的な部分じゃないですか。それがなくなってしまうと、“田渕なんやねん!”って。そこは止められないですよね」と、これからもボケ倒すことを誓った田渕。ゲスト出演していたタレントの井森美幸も、似たような経験があるそうで、「(オンエアでは)使われなかったけど、現場ではスタッフの人が見てるじゃない? だから、あの日の頑張りは、スタッフの人に焼き付いてる」「絶対に誰かしら見てくれてるから」と鼓舞すると、「それしかないんですよ! 一撃でオモロないヤツもいますよ。そこは手数でカバーするしか……」と心境を吐露していた。