女優の永野芽郁が、第48回放送文化基金賞の番組部門で演技賞に選ばれ、6日、都内ホテルで行われた贈呈式で喜びを語った。

  • 永野芽郁

ドラマ『ハコヅメ ~たたかう!交番女子~』(日本テレビ)で、「ドジな役柄を巧みにこなし、それが天然であるかのように見せながら、実はしっかりとした細かな配慮がなされている。視聴者の心を強くつかむ演技力を高く評価したい」と、今回の受賞となった永野。登壇すると、受け取ったトロフィーに「すごい! 想像よりもキラキラしてます(笑)」と笑顔を見せた。

また、「『ハコヅメ』という作品を生み出された泰三子先生をはじめ、ドラマ化しようと思ったスタッフの皆さんもそうですし、戸田恵梨香さんをはじめとしたキャストの皆さんもそうですし、夏なのもあって、いろんなことがありながら撮影していたんですけど、現場で生み出された頑張りを評価してくださる方々がいたり、それを面白がって受け入れてくださる方がいたり、ドラマというものに携わってこれ以上ない喜びを感じました」と回想。

そして、「私自身、川合麻依という役に出会い成長させてもらって、もっともっとドラマというものに携わり、皆さんに何かエネルギーを与えられるような人間になりたいと思います……緊張します。ありがとうございました(笑)」と、再び笑顔を見せていた。

『ハコヅメ』は、テレビドラマ番組最優秀賞を受賞。藤森真実プロデューサーは「交番に勤める女性2人がペアを組んで日々の業務に奮闘する話なのですが、このドラマを通して、仕事の上でも働く上でも、信頼できる方が隣にいるということが、どれだけ大切なことで、かけがえのないことかを伝えられたらと思って作らせていただきました。このメッセージを戸田恵梨香さん、永野芽郁さんが見事に表現してくださったからこそ、皆さんに愛される作品になったと思っております」と感謝した。