日本テレビ、HJホールディングス、HYBE LABELS JAPANが展開するオーディション番組『&AUDITION - The Howling -(エンオーディション ザ・ハウリング)』が記者発表会が4日、都内で行われ、参加者たちが登壇した。

  • 『&AUDITION』の参加メンバー

参加メンバーは、ENHYPENを輩出したプロジェクト「I-LAND」を経験し、すでにデビューが決定しているK、NICHOLAS、EJ、TAKIの4人と、デビューを目指すFUMA、HAYATE、JUNWON、YUMA、GAKU、JO、HIKARU、HARUA、MAKI、MINHYUNG、YEJUNの練習生11人。

彼らが成長していく姿を描くオーディション番組『&AUDITION - The Howling -』がHuluで9日(13:30~)から、応援番組『&AUDITION -LIVE-』が日テレで13日(24:59~ ※関東ローカル)から、それぞれ全8話でスタートする。

まずはメンバーそれぞれが自己紹介した。

K「本日はお忙しい中お集まりいただき、誠にありがとうございます。今日は、メンバーそれぞれの魅力をお披露目する良い機会になればなと思います。僕は、歌とダンスでこのチームを引っ張ることが役割なのと、最近は作曲・作詞も頑張らせていただいております」

EJ「『I-LAND』をへて、たくさん準備してきました。日本語も頑張って勉強しています。最近覚えた新しい単語は、“イケボ”です」

JUNWON「僕は楽器が得意で、いろいろと演奏できるのですが、MVではドラムを披露させていただいています」

YUMA「ジャズダンスをしていた姉に影響を受け、10年ほどダンスを続けています。ダンスの創作やアクロバットも得意で、番組でも披露させていただいてます」

GAKU「僕は小さい頃から家族の前でコンサートをするほど歌もダンスも好きでした。そんな僕を見て、両親がダンスを習わせてくれて、今では生活の一部になっています。中でもヒップホップが得意です」

MINHYUNG「日本からグローバルアーティストとしてデビューするチャンスを頂きましたので、この『&AUDITION』に参加することになりました」

HAYATE「僕は場の雰囲気とかを明るくすることがとても好きで、いつもみんなを笑わせるように頑張っています。そして僕は高音が得意なので、そこも注目していただけたらと思います」

NICHOLAS「僕は小さいときからいろんなところで生活してきました。今後、日本で活動することも楽しみだし、そして最初の(『&AUDITION - The Howling -』配信)日は、僕の誕生日でーす(笑)」

TAKI「『I-LAND』から知ってくださってる方々に、最近は成長したというお言葉を頂いてとてもうれしいです。ずっと末っ子かなと思っていたんですけど、15人になり末っ子も卒業して、外見も中身も少し変わったんじゃないかなと思います」

MAKI「僕は子どもの頃からミュージカルをしていたことがあり、ボーカルに自信があります。英語と日本語とドイツ語をしゃべるtrilingual(トリリンガル)です」

HARUA「僕はあまり感情を表に出さず、常に冷静なのですが、こう見えて中身はとっても情熱的です。ピアノが得意です」

YEJUN「僕は韓国で子役をしていました。皆さんがご存知のドラマにも多く出演していますので、ぜひ僕を探してみてください。子役としての経験を生かしまして、ステージでも感情表現に心がけていきたいと思っています」

FUMA「僕は6歳の頃からミュージカルスクールに通っていました。ダンススクールでも講師の経験をしており、ダンスが得意です」

HIKARU「僕は小さい頃からクラシックバレエをやってきていて、今回ミュージックビデオでもバレエを披露させていただきました。その経験を生かして、新たなチャレンジをしています」

JO「僕は雑誌社のオーディションコンテストでファイナルまで進んでいたのですが、アーティストになるという大きな夢があったので、そちらを辞退させていただいて、今回『&AUDITION』に挑戦することになりました」

会場では、“シグナルソング”として、6月28日にデジタルリリースされた「The Final Countdown」のダンスをKとTAKIが披露。最後の決めポーズは、メンバー15人で作ったという“&ハート”で、司会の辻岡義堂アナウンサーも流行を予感した。

  • “&ハート”を決めるTAKI(左)とK

今回のオーディションは、参加者が協力しながら進んでいく形式で、Kは「いくつかミッションを頂いて、そのミッションに対して15人、もしくはいくつかチームに分かれて取り組んでいます。個人のバトルではなくてチームとしてラウンドごとに評価されるので、チームとしていかに完成度を上げるかがすごく重要なキーポイントじゃないかなと思います」と説明。

この評価について、TAKIは「ダンスと歌はもちろん、特にチームワークを重視して見ていただくのと、その他にもいろいろな仕掛けがあるので、それは番組を通してぜひご覧ください」と予告した。

そのミッションを、EJは「全部大変でしたね。ボーカルやダンスといった技術面はもちろんなんですけど、ミッションごとに人数が変わってまたメンバーも変わるので、その都度ワンチームを作り上げる過程は大変だったと思います」と振り返る。

デビュー組の4人と練習生11人というあまり見られない構成だが、TAKIは「15人で毎日練習していますし、一番今一緒にいる時間が長いので、大きな家族のような感覚です。年齢とか性格とかは様々なんですけど、みんなで1つの大きな目標を共有し合っているので、絆は深く強いと思います」と強調した。

オーディションは韓国で行われたが、3年ぶりに帰国したというTAKIは「身長が10cm以上伸びてて、母が声が出ないほど驚いたのをよく覚えています」とのこと。慣れない土地での生活は、「ホームシックほどまでではなかったんですけど、やっぱりグローバルでアーティストとして活動するって夢を掲げてここまで来たわけですから、それは励みになっていつも頑張れています」と強い思いを語る。

そのグローバルな舞台への意気込みについて、Kは「HYBEの先輩方のようにビルボードにチャートインするような、ノミネートされるようなアーティストになりたいと思ってますし、すでにあの世界中の方から応援メッセージを頂いてるんですけど、応援してくださっているファンの方々に会いに行けるように僕たちメンバー一同頑張っていきたいなと思います」と気を引き締めた。

そんな世界中のファンに向け、NICHOLASは英語で「皆さま、応援いただきましてありがとうございます。世界中の方からたくさんの反応をいただき、感謝とともに少し圧倒されています。最終ラウンドまで頑張ります。今後ともよろしくお願いします」と呼びかけ。

最後に、Kは「初めての記者会見で、すごくみんな緊張したんですけど、このような場をいただけたことに、15人一同とても感謝しています。僕たち15人で、泣きながら笑いながら、ワンチームを作る過程を、ぜひ多くの方に見ていただけると幸いです」とアピールした。

  • 司会は「梅雨明け以降15リットルほど汗をかいております」という日テレの辻岡義堂アナ