『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』にサメのような動きをする新戦士・ドンムラサメが新加入することが3日、発表された。

さきほど放送されたドン18話『ジョーズないっぽん』では、ジロウをはじめドンブラザーズのメンバーが、「お供ではなく同等の立場になりたい!」と、タロウに勝負を挑んだ。さらに脳人のソノイ(富永勇也)まで、タロウに「人助け勝負」を持ち掛けるなど、いつもとは違った戦いが繰り広げられ、注目を集めた。さらにその一方で、冒頭から2人の新キャラクターも登場。目的も素性も……すべて謎だらけの2人は、今後物語にどう関わっていくのだろうか。

今回、新たに登場したのは、フェイスマスクにサメのイラストを冠したドンムラサメというパープルの戦士。「ニンジャークソード」と呼ばれるギザギザの刃をした妖刀を操るほか、地中に潜行して戦うなど、バトルでも神出鬼没。まるでサメのような動きを見せる手ごわい相手だ。ソノイがその正体を知っていたことから、どうやら脳人の世界から人間界にやってきたらしい……ということだけはわかったが、その目的は今のところ一切不明。ドンモモタロウをはじめ、ドンブラザーズのメンバーに襲い掛かったこともあり、敵だと思われるが、名前にはなぜかドンモモタロウと同じ「ドン」というワードが入っていて……? この名前が今後の展開を読み解くカギになるかもしれないという。

そんな謎だらけの戦士・ドンムラサメを演じるのは、『ハイキュー!!』『魔入りました!入間くん』『王様ランキング』などのアニメでメインキャラクターを演じる声優・村瀬歩。村瀬がミステリアスなドンムラサメとなって、物語をかき回す。

ドンムラサメ以上に謎に包まれているのがマザーという不思議なキャラクター。「時は来ました。目覚めなさい、ムラサメ――」と、ドンムラサメを人間界に送り込んだ張本人なのだが、その素性も目的も、そして現段階では姿かたちも不明。ドンモモタロウの問いかけには無言を貫いたドンムラサメだが、マザーからの指示には素直に従っていた。マザーの真の目的が何なのか、“マザー”だけにドンムラサメの親なのか、そうでないなら一体どういう関係なのか……謎は深まるばかりだ。

このマザーを演じるのは、柔らかく滑らかな“癒やしボイス”で、声優・ナレーター、さらに舞台出演と幅広く活躍中の能登麻美子。『犬夜叉』『ああっ女神さまっ』などの人気アニメで知られる能登が、本作では包み込むような優しい声で、ドンムラサメを導いていく。ドンムラサメ、マザー……謎多き2人の登場で『ドンブラザーズ』は新たなステージへ。来週7月10日放送のドン19話以降、物語はさらに急加速していく。

村瀬 歩(ドンムラサメ 役)コメント

謎多き戦士・ドンムラサメ役でお世話になります。
ミステリアスな登場に加えて出自にも何やら秘密があるようですが、今後どう関わって活躍していくのか…僕自身とてもワクワクしております。是非、お楽しみに!

能登麻美子(マザー 役)コメント

マザー役をやらせて頂きます能登麻美子です。マザーはまだまだ謎の存在ですがムラサメと共に今後どのように物語に関わっていくのか……今から楽しみで仕方ありません。
マザーという役柄を丁寧に演じていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

(C)テレビ朝日・東映AG・東映