女優の永野芽郁が2日、オンラインで行われた主演を務めるTBS系火曜ドラマ『ユニコーンに乗って』(7月5日スタート、毎週火曜22:00~)の制作発表会見に、西島秀俊、杉野遥亮、坂東龍汰、前原滉、青山テルマとともに出席した。
本作は、仕事に恋に奮闘しながら夢に向かって真っすぐ生きる、教育系スタートアップ企業「ドリームポニー」の若きCEO・成川佐奈(永野)らの成長を描く大人の青春ドラマ。佐奈のもとに部下として転職してくるおじさんサラリーマン・小鳥智志を西島、佐奈とともに「ドリームポニー」を起業し、最良のビジネスパートナーとして一番近くで苦楽を共にしてきた須崎功を杉野が演じる。
永野は「本当に自分が夢を持ちたいなと思ったり、夢を追いかけたいなと思う、胸が熱くなるドラマが作れたと思います」と手応えを口にし、第1話を見た感想を聞かれると「面白かった。自分が出演している作品は初見だと恥ずかしさがあったり反省したりするんですけど、それを置いておいて、面白いなと。2話が見たいと思う1話になっていて、すごく個人的に満足です」と笑顔を見せた。
佐奈を演じるにあたって意識したことについては「CEOではありますけど、そんなに会社を引っ張っていくCEOではなく、周りのドリームポニーのみんなに支えられながら自分の夢を追いかける女性で、すごく頑張らなきゃいけないタイプではないので、意識したことはないんですけど、ただ、みんなことをCEOとしてちゃんと見れる人間でありたいなと思いながら日々過ごしています」と語った。
会見では、それぞれが推しのシーンを発表。佐奈、須崎と共に「ドリームポニー」を立ち上げた創業メンバーの1人で、個性豊かな仲間を上手く取りまとめる栗木次郎を演じる前原は、佐奈と小鳥のシーンを挙げ、「西島さんが『このときの芽郁ちゃんすごかったよ』と話されていて、期待値が上がって、昨日見たんですけど、ポロリしちゃいました」と話した。
永野の演技を受けた西島は「永野さんは普段、天然で楽しい感じだけど、本番本当に気をつけてね」と共演者に呼びかけ、「急にギアがグッて入るので。すごかったです。びっくりしました。かなり感情がフライングしていました」と振り返った。
永野は「ト書きに『ここから涙があふれる』って書いてあるところよりも先に涙が出始めちゃって。佐奈が話していることとか思っていることをすべて小鳥さんが受け止めてくれるのでこらえきれなくなっちゃって。カットかかったあとに監督のところに行って『涙が早く出すぎました。大丈夫ですか?』って言ったら『それもそれで本当によかったです』って言ってくださったのでこうなりました。乞うご期待!」と得意気な顔でアピール。共演者からも「名シーン」という声が上がっていた。
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