女優の中山美穂と俳優の寺脇康文が、カンテレ・フジテレビ系ドラマ『魔法のリノベ』(18日スタート、毎週月曜22:00~)初回ゲストとして出演することが2日、発表された。

  • (左から)波瑠、中山美穂、寺脇康文、間宮祥太朗=カンテレ提供

星崎真紀氏による同名漫画を映像化する同作。大手リフォーム会社で営業成績抜群のエースだったが、ワケあって男だらけの福山家が営む「まるふく工務店」に転職してきた主人公・真行寺小梅(波瑠)と、工務店の長男で、営業成績0点のバツ2シングルファザー・福山玄之介(間宮祥太朗)がバディを組み、住宅リノベ提案という“魔法”で依頼人の悩みや問題をスカッと解決していく。

中山が演じるのは、文芸雑誌の編集長・西崎万智。仕事に邁進してきたキャリアウーマンで、費用対効果をきちんと見定めるしっかりものだ。寺脇が演じるのは、その夫でフリーライターの和則。常に明るく朗らかだが、少々能天気で思ったことをすぐ口にしてしまう一面も。そんな2人が住む家は、昔ながらの構造と縁側が魅力の築60年の古民家。和則は間取りの古臭さがどうも好きになれず、リノベーションで広々としたリビングと和モダンのキッチンを作りたいと意欲満々だが、万智は口にできない思いを秘めている様子で……。

小梅と玄之介が“梅玄コンビ”として挑む最初の案件となるが、2人は西崎夫妻にどのようなリノベーションを提案するのか。

2人のコメントは以下の通り。

■中山美穂(西崎万智 役)

最初にこのドラマのお話を聞いたときは、『住宅リノベーションを通じて誰かの人生を応援する』というこれまでにない新しいタイプのドラマだなと思いました。私が演じる西崎万智と寺脇さん演じる西崎和則の西崎夫婦は最初の依頼人で、築60年の古い一軒家を和モダンにリノベしたいと依頼します。万智は、とっても古風な人ですね。古いものを愛していて、少し囚われていて……でも大切なものを守っていこうという気持ちの強い人なのだろうなと思います。寺脇さんとは初共演なのですが、とても気さくで明るい方で、撮影はとても楽しかったです。第一話は、古い家をリノベーションするという、ある種王道なテーマです。“あのおウチ”が、どのようにリノベーションされていくのか。やっぱりそれが一番のみどころかなと思います。楽しみに見ていただけたらと思います。

■寺脇康文(西崎和則 役)

リノベ―ションに限らず、住まいに関することは、誰もが興味のあるテーマだと思うので、すべての人に何かしらひっかかるところが出てくると思います。自分が演じる和則は、明るくて思ったことを素直に言ってしまう裏表のない男。だからこそ悪気なく相手を傷つけてしまうところもあるのですが、とにかく明るく楽しい男です。僕自身も暗い方ではないので、そこはとてもやりやすく、撮影中は非常に気持ちのいい1日を送ることができました。非常にウキウキした弾むような男なので、逆に妻役の中山さんには、どっしり受けていただいていて、2人のバランスはすごくいいんじゃないかと思います。いくら住むところを整えても、そこに住む人の心が疲れていたりするとやっぱりダメですよね。このドラマのみどころは、リノベーションの変化を楽しみつつ、それにまつわる人の心情、人間ドラマです。また、コメディータッチの明るいドラマですので、気持ちいい月曜夜10時になると思います! ぜひお楽しみに!