佐藤が思う理想の男性像も語ってもらった。

「一番は仕事に真っすぐ向き合っている人。そして、周りへの気遣いがきちんとできる人、背中で語ってくれる人」と説明。具体的な人としては「実の父やHIROさんになると思います」と2人を挙げ、年齢が近い人では「岩さんやAKIRAさん。いろんな方への気遣いができて、チームのことについてマネージャーさんやメンバーにまめに意見を言ってくれたり、後輩をサシ飯に連れて行ってくれたり。僕の中で男の中の男。理想だなと思います」と憧れを口にした。

自身も積極的にLDHの後輩をご飯に誘っているという。「めっちゃ後輩好きなんです。今まで一番下の立場だったので後輩ができてすごくうれしくて。後輩から『今日ご飯行きましょう』って言ってくれることも多いです」と話し、「理想の男性に近づいている?」との質問に「着々と」と笑顔で返した。

理想の男性として名前を挙げた岩田は、俳優としても確かな地位をつかんでおり、その姿からも大いに刺激を受けているという。

「LDHはパフォーマーという肩書きを作った会社でもありますが、やはりグループだとボーカリストが中心になる。ですが岩田さんは、お芝居に挑戦されて、歌もやられていて、パフォーマーはここまでしかいけないという、なさそうであった壁をぶち破ってくれたとすごく思っています」

続けて、「『俺たちパフォーマーだから』ってどこかで思っているんですけど、そこを打破していかないと、今後のLDHや若い子の可能性がつぶれてしまうという話をご飯に行ったときによくしていて」とパフォーマーならではの葛藤も明かし、「そこを一番最初に突破してくれたのが岩田さんなのかなと。もちろんAKIRAさんやMAKIDAIさんなどお芝居をやられている方はいますが、岩田さんは歌にも挑戦されて」と岩田の存在の大きさを語った。

岩田の姿を見て、自身も挑戦を大事に。「僕も自分が参加したアニメ(『錆色のアーマ-黎明-』)の主題歌を歌わせてもらったんですけど、岩田さんを見てチャレンジすることってすごく大事なんだなと刺激をもらいました」

また、「岩田さんがインタビューで『野心を持ち続けることが大事』とおっしゃっていたのですが、岩田さんと食事をしたときに『スタッフさんから大樹のことをものすごく野心があるって聞くけど、それってすごく大事だと思う』と言ってくださって、すごくうれしかったです」と岩田とのエピソードも披露。野心家であるというのは2人の共通点のようだ。