日本テレビ系大型特番『24時間テレビ45』(8月27~28日)の制作発表会見が27日、東京・汐留の同局で行われ、メインパーソナリティーを務めるYouTubeチャンネル『ジャにのちゃんねる』の二宮和也、山田涼介、菊池風磨が、ゆるく意気込みを語った。

  • (左から)山田涼介、二宮和也、中丸雄一パネル、菊池風磨

今回のオファーに、二宮は「びっくりしました。格式の高いこういった番組の中、我々が活動しているマインドとは全く真逆の方向性だったので。僕らがどこまでしっかりできるのか不安でしたけど、いろいろお話を聞いていったときに、自分たちらしくやればいいとお声をかけていただいたので、良くも悪くも何も考えず、楽しく、我々らしくゆったりと1日を過ごしてみようかなと思っております」とコメント。

『ジャにのちゃんねる』を率いるリーダーシップについて問われると、「でも中丸(雄一)くんも同い年だよね?」と、体調不良で欠席のためパネル化された中丸にマイクを向ける二宮。そんな姿に、山田と菊池は「無理です」「しゃべれないから」と冷静にツッコミを入れた。

  • 中丸パネルにマイクを向ける二宮

他にも、中丸からの手紙を「おう、俺だ!」とあり得ない口調で代読して、山田&菊池に「書いてない書いてない」「やめてあげて」と再びツッコまれ、さらに、嵐で初めてメインパーソナリティーを担当した回を振り返り、「最後のほうは立ってられないというか、声も聞こえないというか、相葉(雅紀)くんが手紙読んでくれたんですけど、もう疲れちゃって何言ってるか全然聞こえなくて」と暴露して、山田&菊池に「いやいやいや」「それはダメでしょ」とフォローされたりと、やりたい放題の二宮。

それでも山田は「(今回のオファーに)また二宮くんが変なウソ言ってるなと思ったんです。まさかこんな1年目のYouTubeのチームができるわけないと疑心暗鬼だったんですけど、ここまで来て本当だなという実感がわいている状態ですね」と言いながら、「たぶんグループ(=Hey! Say! Jump)で来てたら緊張してたと思うんです。だけどこの優しい猫背の先輩(=二宮)は頼りがいもありますし、『ニノさんいるから大丈夫だろう』という気持ちでこの場にいさせていただいてます」と先輩を信頼。

一方の菊池は「普段はグループ(=Sexy Zone)だと年上のポジションにいることが多いので、今回は最年少ということで、若くてピチピチした菊池をお届けしたいなと思います」と予告した。

  • 中丸の手紙代読でボケる二宮

このメンバーたちについて、二宮は「先輩後輩を忘れた関係といいますか、本当に僕から仲いい人たちを集めて、1年経って今こういう仲になっていて、それを徐々に皆さんにも楽しんでもらいながら、成長の過程をずっとやってきたチャンネルなので、その流れでいけたらなと思います」と、普段の姿勢で臨んでいく姿勢を改めてアピール。

そんなメインパーソナリティーの雰囲気に、総合司会の羽鳥慎一は「意義がありながら、間違いなく楽しい『24時間テレビ』になると思います」と確信していた。

今年の『24時間テレビ』のテーマは「会いたい!」。メインパーソナリティーはYouTubeチャンネル『ジャにのちゃんねる』メンバー(二宮和也、中丸雄一、山田涼介、菊池風磨)、チャリティーマラソンランナーは兼近大樹(EXIT)、24時間テレビサポーターは徳光和夫、総合司会は羽鳥慎一と水卜麻美アナウンサーが務める。会場は東京・両国の国技館で、3年ぶりに有観客で開催されるが、対面募金は実施せず、キャッシュレス形式となる。