料理研究家のMizukiが、綾野剛主演のTBS系日曜劇場『オールドルーキー』(6月26日スタート、毎週日曜21:00~)の料理監修を務めることが22日、発表された。

Mizuki

本作は、現役を引退したサッカー元日本代表が新たな目標に向かって生きるヒューマンドラマであると同時に、もう一度娘が誇れる父親になるために奮闘する家族再生の物語。

綾野が演じる主人公・新町亮太郎は、底抜けに明るく、サッカーに人生をかけてきたプロサッカー選手。しかし、怪我の影響で低迷し、J3のチームに所属後、37歳で突如現役引退に追い込まれてしまう。37歳にして新人。社会人デビューとしてはあまりに遅すぎる新町がどん底の中で出会ったのは、スポーツマネージメント会社「ビクトリー」。サッカーを心底愛し、スポーツを誰よりもリスペクトしているからこそ、そして、サッカー選手だった自分を誇りに思っていた娘たちのために、新町はそこで働く決意をする。

このたび、このドラマの料理監修を人気料理研究家・Mizukiが務めることが決定した。Mizukiは「簡単・時短・節約」「普通のおかずを華やかに」をコンセプトに、身近な食材で失敗なく作れるレシピを開発。そのレシピを惜しみなく毎日ブログにアップしたことで、月間300万PVを誇る人気ブロガーに。Instagramはフォロワー数が100万人を突破し、主婦層を中心に人気を博している、今勢いのある料理研究家の一人だ。今年4月には『マツコの知らない世界』で「ホットケーキミックスの世界」を紹介しさらに話題となった。Mizukiがドラマなどで料理監修を務めるのは本作が初となる。

本作は、サッカーチームが解散し37歳にして社会人デビューした夫の再起の物語だけでなく、元アナウンサーの専業主婦が夫の引退をきっかけに、家族を支えることになる・・・という女性のセカンドキャリアの物語でもある。新町の妻・果奈子(榮倉奈々)は、家庭を支えながら家計も支えるべく、元アナウンサーという武器を使い、SNSで話題になる弁当を作る。この重要な役割を担う弁当をMizukiが監修する。2人の愛娘への愛情のこもったお弁当は、Mizukiがこのドラマのためだけに開発したというオリジナルレシピ。子どもたちだけでなく、サッカー選手だった夫も支えてきたであろう栄養満点の弁当の数々は、思わず真似して作りたくなるような心温まるものばかり。Mizukiこだわりの弁当にも注目だ。

■Mizuki

『オールドルーキー』の料理監修が決まったとき、とても驚きました。ドラマの料理監修自体が初めてのことであり、未知の世界です。これまで、自分にはできないと思っていたのでお弁当作りをお仕事として受けたことはほとんどありませんでした。自分にこんな大役が務まるのか・・・と不安になっていたところに台本が届き、そこには困難に立ち向かい、試練や葛藤を乗り越えていく姿が描かれていて。それが今の自分の心境と重なるところがあり、力強い励ましになったことは間違いありません。
物語の中では親子仲に亀裂が生じ、泉実と明紗は悲しい気持ちを抱えていると思います。そんな状況の中、かわいいお弁当で少しでも喜ばせたい、おいしく食べて元気になってほしい。そういう想いを込めて作りました。そして、果奈子が家計を支えるべく始めたインスタグラム。フォロワーを増やすためにはどういうお弁当を作ればいいのか考えました。キャラ弁のブームは過ぎたし、大人用みたいにもりもりにするわけにもいかない。そこで、やりすぎないかわいさを軸に[これならリアルに作れそう]を目指しました。
誰もが一度は挫折を味わったことがあるのではないでしょうか。このドラマには様々な試練や葛藤を乗り越えていく人々の姿、そして支えてくれる人々のあたたかな姿が描かれています。“スポーツ”の物語ですが、きっとたくさんの方が共感できる作品ですので、是非お楽しみいただけたらと思います。

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