さて、問題です。
これは、どういう状況でしょうか?

エスカレーター画像でいいねがもらえる場所
(@KANOTOSOXより引用)

これは凄い! たくさんの基板がつり下げられているようですが、いったいここはどこなのか、そしてこれは何なのか⁉

この写真を見て、「大津かな?」「大須名物w」「大須のあそこやん(笑)」「どこかすぐわかった」といった声が続出していましたが、そうです。こちらは、名古屋にある「大須アメ横ビル」の中です。一度見たら忘れられない光景に、みなさんピンときたようですね。

一方、初見の人からは、「こ、これは…?」「やば……」「現代アート?」「廃材を使ったインテリアかー」「CGですよね」「何があった」といった声が。「これってジャンク品売り場ですかね?」という質問もありましたが、ツイ主のかのうさん(@KANOTOSOX)によると、「もちろん売ってるんですけど、店主がかなり有名な修理屋さんで、その修理に使う部品取りの意味合いもあるみたい」とのこと。

少々マニアックな電子部品や中古機器を扱っていらっしゃるようで、とうの昔に販売・部品生産終了したものや、メーカーでも修理できないものでも諦めずに相談すると、部品を探し出して修理してくれるのだそうです。

お店を利用したことのあるTwitter民からは、こんな声も。

・確か『こんにちはー』って声かけると、かき分けて店主が顔を出すところですね笑

・ここでプレステのローディングギアの替わり見つけたんだよなぁ

・中学生の時にラジカセのゴムベルト買ったとこだ!懐かしい!

・ガチなワープロが数万円で未だに売ってるところですよね?

・ここの店主ジャンクのジャングルの中にいつもかくれんぼしてるんですもんww

・ここの店主はほとんどビルのヌシのようなもんすよね……


どうやら店主さん、山のようなこの電子機器の中にいて、声をかけるとその中から出てきてくれるようです。店構えのインパクトといい、マニアックな店主さんといい、興味深いお店ですね。

「お店は通るだけです」というかのうさん。今回の投稿に大きな反響が寄せられていることについて感想をうかがったところ、「『なんでこれが?』って感じですかねー」と予想外のバズりに驚いていらっしゃいました。


「昔っからここだけは変わってなくて安心する」「変わりゆく大須だけどここだけはこのままいてほしい…」という声もあった今回の投稿。今や何でも取り寄せられる時代ですが、”ここにしか手に入らないもの”がたくさんあるはず。店主さんには体に気をつけながら、まだまだ現役で頑張ってほしいですね。