JR九州は10日、西九州新幹線の開業に合わせ、在来線のダイヤ見直しを2022年9月23日に実施すると発表した。長崎本線では、新たに特急「かささぎ」がデビュー。885系、787系、783系を使用し、門司港・博多～佐賀・肥前鹿島間で上下計17本を運転する。

  • 特急「かささぎ」は885系の他に787系、783系の使用を予定している(写真は787系の特急「かもめ」)

新たな特急列車の愛称名に採用された「かささぎ」は、佐賀県の県鳥として親しまれており、「地域に愛される特急列車として活躍できるように」との願いを込め、命名したとのこと。

特急「かささぎ」の定期列車は下り8本・上り9本、計17本を設定し、うち14本(下り・上り各7本)を肥前鹿島駅発着で運転。下り8本のうち、朝の1本は門司港発肥前鹿島行、夜間の1本は小倉発佐賀行、他の列車は博多発肥前鹿島行となる。上り9本のうち、朝の2本は佐賀発博多行、1本は肥前鹿島発吉塚行、他の列車は肥前鹿島発博多行で運転される。

これらの定期列車に加え、土休日の朝に佐賀発博多行の上り「かささぎ252号」も設定している。使用車両は885系6両編成、787系6両編成、787系8両編成、783系8両編成とされている。