アイドルグループ・モーニング娘。'22の森戸知沙希が10日、東京・秋葉原の書泉ブックタワーで行われた5冊目の写真集『Cheers』(オデッセー出版)発売記念囲み取材に出席し、カントリー・ガールズ時代を振り返った。

  • モーニング娘。'22の森戸知沙希

6月20日に東京・日本武道館で開催されるコンサートをもって、モーニング娘。及びハロー! プロジェクトを卒業する森戸。ファンへ “ありがとう、またね” という思いを詰め込んだ今作は宮古島でロケを敢行し、本人のリクエストよる衣装やロケーションで撮影された。

モーニング娘。の海外公演の際に新鮮な空気に魅了され、海外で語学を学びたいと夢を抱いた森戸。卒業後はすぐ海外に発ち、1年半の語学留学を予定している。その後の活動は未定だが「英語を使って何かできればいいなと思っている」と夢を膨らませ、以前発音に自信があるということから披露した「HOT TEA」を照れながら言ってみせた。

卒業が後10日に迫り、「いろいろなお仕事で『最後です』と言う機会が増えてきて、寂しい気持ちになるので実感が湧いているのかな」とポツリ。つんく♂には卒業発表の前に連絡し、「つんく♂さんの歌詞の世界観を上手く表現できていなかったかもしれません。ごめんなさい」と伝えたが「森戸なりにできていたよ!」と温かい返事があったと語った。

卒業コンサートへ向け「2つのグループでの経験を最後に爆発させたい」「メンバーと、大好きなファンの皆さんと素敵な空間を作り上げたい」と意気込みは十分。また、最初に所属したカントリー・ガールズ時代を振り返り「メンバーの中で、前に出るのが一番得意じゃなくて、発言も上手じゃなくて……できないと思われていたと思うので、もうちょっとちゃんと頑張っておけば良かったなと思います」と反省も。

プレイングマネージャーを務めた“ももち”こと嗣永桃子が「売れたかった」と発言して卒業していったことについて「ももち先輩は、こちらからするとすごく売れていると思っていたので、ビックリしました。ももち先輩は私よりはるかに努力をされた方なので……私は努力が及ばなかったですが、(売れたかったという)気持ちはあります」とコメント。カントリー・ガールズのメンバーとも連絡を取っているといい「来てくれたらうれしい」と期待を覗かせる。嗣永からは、卒業の報告をした際に「今までお疲れ様。最後まで頑張ってね」というエールを送られたことも明かした。