俳優のディーン・フジオカがWOWOWで9月からスタートする連続ドラマ『HOTEL -NEXT DOOR-』で主演を務めることが決定した。

  • ディーン・フジオカ

原作は漫画界の巨匠・石ノ森章太郎の『HOTEL』。1990年代にテレビドラマ化され大きな反響を呼んだ名作だが、今回のドラマ化にあたり、ホテル競争が激化した現在に舞台を移行。ホテル・プラトンの凋落と危機をフルオリジナル脚本で描く社会派エンタテインメントとなっている。

ディーン・フジオカ演じる主人公・三枝克明は、凋落著しいプラトンの再建のために総支配人として招聘されたホテル経営のプロ。国内外の経営不振のホテルに出没し、整理・解体・売却を請け負うと噂されるやり手で "ホテル座の怪人"と呼ばれていた。驚くべきスピードでホテルの全領域に業務改革のメスを入れていく三枝。しかし彼には隠された秘密と大きな別の目的があった。

ディーンは「自分自身これまで移動の多い人生だったので、国内外問わず多くのホテルを利用してきました。従業員・宿泊客ともに多種多様な人間の交差点でもある『ホテル』という文化自体に以前から興味があったので、本作品へのオファーをいただき非常にうれしかったです。石ノ森先生の原作を令和版に再構築したフルオリジナル脚本で、とても読みごたえがありました。特に、負のスパイラルを正のスパイラルに変えていくための改革を実践していく三枝克明という存在に深い共感を覚えました。"ホテル座の怪人"こと三枝克明が、ホテルの全領域に業務改革のメスを入れていくそのメス捌きにも注目ですが、最後までご覧いただくことで解き明かされる三枝の隠された目的にきっと多くの方が心を揺さぶられると思います。『ホテル』という題材を通して、今の日本の職場環境が抱える問題とその改善策を楽しみながら考えるきっかけになる本作品、ぜひ放送をご期待ください」と本作への思いを語っている。

監督は御法川修。脚本は山浦雅大、川口清人。音楽は木戶崇博、村田有希。