ものまね芸人のJPと原口あきまさが、5日に開催されたフジテレビのトークイベント『久保みねヒャダこじらせライブ VOL.31』の昼公演に出演し、『ワイドナショー』ピンチヒッターの裏話を語った。

  • 『ワイドナショー』ものまねを披露する原口あきまさ(左)とJP

漫画家の久保ミツロウ、コラムニストの能町みね子、音楽クリエイターのヒャダインによる同イベント。『千鳥のクセがスゴいネタGP』で『ワイドナショー』での松本人志&東野幸治ものまねを披露していた2人は、今年1月に松本が急きょ休演となった本家『ワイドナショー』の放送にサプライズ登場して大きな話題となり、JPは一気にブレイクを果たした。

これが実現したのは、松本がTwitterで「JPやな」とツイートしたのが発端。これを見た原口は「松本さん、リップサービスしてくれて優しいなあ」と思ったが、その引用RTでJPが「JP動けます!」とアピールしているのを発見し、「えっ! 何してんの! こんなの乗っかっちゃダメ!!」と焦ったそうだ。

そんな原口の心配をよそに、JPは、松本が吉本騒動の際にしたツイートをオマージュした「JP動きます!」という文面で最初投稿していたが、「よくよく考えたら、一端のものまね芸人が何を『動きます』やねんと思って、すぐ消したんです」と、ひっそり「動けます」に投稿し直したのだそう。原口はそれを見て「震え上がったんですから!」と当時の心境を打ち明けた。

こうして、Twitterのやり取りからあれよあれよという間に、原口も巻き込んで本家の席に座ることに。原口は「まさか本物の(スタジオ)セットでやる日が思わなかった!」と興奮を語り、JPは「僕から見てたら(東野の扮装をしている)原口さんの後ろに東野さんがいるから、アバターみたいな感じでした(笑)」と謎の感覚に陥ったことを明かした。

今回のライブでは、2人が怒涛のものまねを披露。原口は、土井善晴、尾形貴弘(パンサー)、森田哲矢(さらば青春の光)、SAM(TRF)、佐久間宣行、西田敏行、石橋貴明、博多華丸。JPは、東ブクロ(さらば青春の光)、サンシャイン池崎、三宅健、桝太一、HIKAKIN、イワクラ(蛙亭)、又吉直樹&綾部祐二(ピース)、長瀬智也、川島明(麒麟)、しずちゃん(南海キャンディーズ)、川西賢志郎(和牛)、花火の音。そして2人同時の千原ジュニアまで、圧巻のネタを繰り出した。

さらに、“明石家さんまといつか戦わなければいけない”という謎の使命感を持つ久保のために、原口がさんま役になって『踊る!さんま御殿!!』をシミュレーション。それに加え、久保がこれまで避けてきたコメンテーター業の苦手意識を克服すべく、『ワイドナショー』のシミュレーションも行い、原口は「カロリー消費量ハンパない!」、JPも「ものまね番組の100倍くらいやりましたよね」と完全にやり切った様子だった。

今回のライブの模様は、6月19日23時59分まで追っかけ再生が可能で、チケットは同日18時まで販売。千葉雄大をゲストに迎えた夜公演分も、同様の配信・販売期間となっている。

そして、放送可能な部分のみ編集し、地上波フジテレビで昼公演分は6月17日(26:55~)に放送。後日、同局の動画配信サービス・FODで配信される。

次回のライブは、7月9日にオンラインで開催され、ゲストにずん・飯尾和樹が登場する。