アイドルグループ・ふぉ~ゆ~の辰巳雄大が6日、大阪市内で、舞台『ふぉ~ゆ~ meets 梅棒「Only1,NOT No.1」』(7月29日~31日 大阪・サンケイホールブリーゼ)の会見に出席した。

  • ふぉ~ゆ~の辰巳雄大

同作品は、ダンスとJ-POPで演劇的な世界観を作り上げるエンタテインメント集団・梅棒とふぉ~ゆ~の初のコラボ公演。対立する2つのホストクラブの激烈なバトルを、個性的なキャラクターたちをめぐるドラマをちりばめながら描く。

セリフを使わない“ノンバーバル”劇で、誰もが知るヒット曲に乗せたダンスやアクションを駆使してストーリーを展開させていく梅棒の独特のスタイルに、ふぉ~ゆ~が初挑戦するのも大きな見どころだ。

もともと「梅棒さんの大ファン」という辰巳は「初めて公演を観たときにあまりにも衝撃的で。すぐに“おかわり”して2回目を観に行ったんですけど、オープニングから俺、大号泣しちゃって(笑)」と衝撃の出会いを告白。以来、共演を熱望してきただけに、「ついに念願かなう瞬間がやってきた」と喜びもひとしおという。

すでに稽古はスタート。「お客さんにしっかり伝わる体の使い方をしないといけないし、ダンスで会話をするという部分もある。今まで僕らがやってきたダンスとはまた全然違うダンスだなと思いました」と新たなチャレンジを語った辰巳は「改めて思ったのは、2チームとも“男子ノリ”がめちゃめちゃあるというか、男子が全力でふざけたときのあの熱量がすごく高いチームだということ(笑)」と、ふぉ~ゆ~と梅棒のメンバーに共通する“ノリのよさ”を報告。「男子校に入ったような気持ち。これから本番がすごく楽しみ」と笑顔を見せた。

劇中にはジャニーズのナンバーも登場。辰巳が演じるキャラクターの状況を表現する際にも使われるという。

その楽曲について「僕の役は怖い人に追われているような、ダークサイドにいた男。金銭問題で嫌々ホストとして働き始めるんですが、そこに当てはまる曲といえばアレだよな…って思い浮かぶあの曲を踊らせていただきます」と大胆なヒントをぶち上げた辰巳は「ここまで言っちゃってもいいのかな?(笑)」と反省しきりだった。

同公演は、7月6日~26日に東京・日比谷シアタークリエ、8月6日~7日に愛知・名古屋市公会堂でも上演される。