ペーパーレス化の推進にネットの普及。また一つ、町の本屋さんが閉店してしまいました。
近所の本屋さん。
ネットで買えない素晴らしさがこの本屋にはあったんだろうね。
(@tak_eruより引用)
70年もの長きに渡り、多くの人々に愛されてきた町の本屋さん。閉ざされたシャッターに貼られたメッセージが温かくもあり、寂しくもありますね。
この投稿に、多くのTwitter民が「素敵すぎて泣ける」「ガチ泣きしてしまった」「寂しいけれど、ステキなつぶやき」「愛されて来た証拠やねぇ〜」「朝から涙腺がぁぁぁ」と涙腺崩壊。閉店を惜しむ声とともに、店主さんの人柄を称える声も寄せられていました。
また、実際にこの本屋さんを愛用していたTwitter民からも、続々とメッセージが届いています。
・会社帰りに毎日ジャンプやサンデーなど買ってた。お店のおばちゃんには顔を覚えてもらってて、一度ツケで買って翌日払った覚えがある。
・いつ定休日なのかわからないくらい毎日開けてました。コロナ禍でも夜遅くまで開けてらっしゃったと思います。いつも通ると「いらっしゃるな」と、、ホッコリしていた大好きな本屋さんでした。ありがとございました。
・こちらの書店、高校、短期大学、社会人になっても行ってました。手にとって、少し立ち読みして買っちゃうのですよ。この時間がなんと贅沢なことか。地元の本屋さんの閉店は大変さみしいです。思い出は、ずっと私の中に。そして、ありがとうございました。
これはほんの一部。これまでに、地元の人たちとどんなやり取りをしてきたのか、どんなに愛されていた存在であったかが、手に取るようにわかりますね。
ツイ主のtakeru aotaniさん(@tak_eru)にお話をうかがいました。
ツイ主さんに聞いてみた
―― こちらの光景を見た時のお気持ちを、詳しくお聞かせいただけないでしょうか。
やはり人同士の触れ合いから生まれるつながりがあればこそ、文化は育まれていくんだろうなと感じた次第です。
―― 大きな反響がございますが、率直な感想を教えてください。
やはり同じ様な気持ちを抱いている方が実は多いのかなと思ったりしています。私も本はなるべく本屋さんで購入したいなと改めて思いました。
この投稿をきっかけに、「今度から書店で買う事にしよう」「今日は時間があるから、本屋に寄ってみようか」「買おうと思ってAmazonのカートに入れてる本、やっぱり近所の本屋さんで取り寄せてもらおうかな」「こんな切ない閉店を何軒見ただろう…本は書店で買います」といった声もあがっていました。
改めて、リアルだからこそ得られるものの価値に気付かされた投稿でした。
近所の本屋さん。
— takeru aotani (@tak_eru) June 1, 2022
ネットで買えない素晴らしさがこの本屋にはあったんだろうね。 pic.twitter.com/GSN2wVqdXv