女優の今田美桜が、ディズニー&ピクサー最新作『バズ・ライトイヤー』(7月1日公開)で、バズの運命を変える仲間・新米ジュニア・パトロール、イジー役の日本版声優を務めることが3日、発表された。

  • 今田美桜

ディズニー&ピクサーの大傑作「トイ・ストーリー」シリーズで誰よりも仲間思いのバズ・ライトイヤーの原点を描く最新作『バズ・ライトイヤー』が、ディズニー&ピクサー作品として約2年ぶりに映画館の大スクリーンに帰ってくる。

先日、バズ・ライトイヤー役に鈴木亮平が決まったことが発表された本作だが、そのバズ・ライトイヤーが新たに出会う、彼の運命を変える仲間・イジー役の日本版声優を今田が務めることが発表された。

「トイ・ストーリー」シリーズでアンディ少年のお気に入りの“おもちゃ”バズ・ライトイヤーは、実は、彼の人生を変えるほど夢中になった大好きな映画の主人公であり、本作はその映画の物語である。有能なスペース・レンジャーのバズは自分の力を過信したために、1200人もの乗組員と共に危険な惑星に不時着してしまう。みんなではるか遠い地球に帰還するため、危険なハイパー航行に何度も挑むバズだったが、彼が降り立ったのは、親友:アリーシャすらもう居ない“62年後の世界”だった。そんな世界でバズが出会ったのは、アリーシャの孫で新米チーム“ジュニア・パトロール”の一員イジー。彼女はバズの人生を変えることになる大切な仲間となる。

USのオーディションを経てイジー役の日本版声優の座を射止めた今田は、ディズニー&ピクサー作品の出演が決まった心境を「最初はドッキリかと思い、“何度も本当ですか?”と聞き直してしまいました。『トイ・ストーリー』シリーズは、昔から観ていたので、そんな作品に出られることは素直に嬉しかったですし、両親も喜んでくれました」と喜びと同時に驚きを抱いたことを明かした。

「トイ・ストーリー」シリーズの印象については、「いつ観ても、皆で助け合ったりそれぞれの個性を活かしながら力を合わせて頑張ったりする姿はとても素敵だなと思います」と語り、“おもちゃ達の絆”に何度も胸を打たれた様子。また、本作で描かれる“スペース・レンジャー”のバズについて、「かっこいいですよね!でも、これまで観てきた“おもちゃ”のバズとは違った一面があって、イジーもそうですが、バズにも弱い部分があるんです」と、“おもちゃ”のバズとは違った一面を感じたそう。

そんなバズの成長を後押しする重要なキャラクターであるイジーを演じるにあたり、「彼女はとても勇敢で、ハキハキしてる元気な女の子なので、そこは意識しました。吹替にはまだ慣れてないところもあったので、色々と吹替演出監督の方に教えていただきながら演じさせて頂きました」と真摯に収録に臨んでいたことを明かした。

さらに、イジーの魅力について、「とても素直なキャラクターなんです」と語り、続けて「元気で常に明るく、とても勇気のある女の子だけれども、少し強がりで自分を大きくみせるところもあります。仲間と共に成長していく中で、イジーの弱い部分も観ることができるんじゃないかなと思います」と紹介。

「イジーがバズに“助けてもらいたいんじゃない、仲間になりたいの”という言うセリフがあるんですが、スペース・レンジャーの先輩としてバズのことを慕っているというのもあるけれど、同様に自分のことも頼ってほしいし、バズの力になりたいと思っていくんです」と、自分で背負いすぎようとするバズにイジーは“仲間に頼る大切さ”を気付かせてくれる存在であると熱く語った。

最後に今田は、「バズが新たな仲間と出会い、共に助け合う姿からはとても勇気をもらえると思います。本当に大人からお子さんまで、幅広い世代に楽しんでいただけると思います。そして観た後に、仲間との絆っていいなと少しでも勇気を届けられたら嬉しいです」とアピールした。

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