緊迫感あふれるドラマだが、撮影の合間にはキャスト陣でなごやかに談笑するそうだ。特に、部下である磯ヶ谷潔役の有岡大貴(Hey! Say! JUMP)とは、サウナ談義で盛り上がると言う。

原田といえば、サウナを題材にした『サ道』シリーズで主演を務めているが「有岡くんとはサウナ友達です。『インビジブル』の撮影前から、何回もサウナで会っています。本当に『サ道』の仲間の1人みたいな感じで、『他のメンバーにもサウナを広めています』と聞いています」と笑う。

原田の刑事役といえば、中島健人(Sexy Zone)と平野紫耀(King & Prince)がダブル主演を務めた『未満警察 ミッドナイトランナー』(20)や、主演ドラマ『はぐれ刑事三世』でも演じてきたが、今回の捜査一課長のように多くの部下たちを束ねる上司役は初挑戦となった。

原田は「大変ですよ。僕が話すと、みんながこっちを見てくるし、プレッシャーを感じます」と苦笑い。とはいえ、原田もキャリアを重ねてきて、今は後輩を叱咤激励する立場となる機会も年々増えてきたのではないのか?と聞くと「みんなを従えて『行くぞ!』という感じはないです(笑)。特にネプチューンがないのかな? いや、俺がないのかな。だから『こうしろ!』と命令するような振る舞いは、今回初めての経験かもしれない」と言う。

「こういう役をやってみたいと思っていましたが、やってみると大変だなと思いました」と言いつつ「でも、だんだん快感になってきたかもしれない。返事しないやつがいるとジロッと見たりしますし」とまんざらでもなさそうだ。

また、『インビジブル』の現場を経て「年相応の自分が出てきた」と感じているそうだ。 「僕自身は全然若い気でいましたが、大人として、そういう役柄を演じる年になってきたんだなと。犬飼役を演じながら、上司というものをかみしめています」

今後の『インビジブル』の見どころについては「“インビジブル”に関することはもちろんこと、今まで謎になっていたことがどんどん解けていきます。そこを楽しみにしていただきたい」とアピールした。