俳優の永山瑛太と歌手の竹原ピストルが出演する、日本マクドナルドの新CM「ビッグマックなんて」編が、6月1日より放送される。

  • 日本マクドナルドの新CM「ビッグマックなんて」編に出演した竹原ピストル(左)、永山瑛太

新CMでは、初対面となった永山と竹原が会社員役で登場。終わらない仕事や、取引先へ謝罪する日々に対し、「ゆとりはないし……」「さとりもしないけど……」と疑問を抱きながらも「だからどうした!」と荒野を歩きはじめる。そして「俺たちまだまだビッグマックなんて、ペロリだよ」と駆け出す。

撮影では、永山が普段のクールな雰囲気からは想像できない豪快な食べっぷりを披露。残ったレタスのかけらをつまんで食べる演出には、「レタスも残さず食べましょう……ってCMになっちゃうね(笑)」と笑いを誘った。竹原がカウンターで同商品を食べるシーンでは、「普段ビッグマック食べるの?」と、隣に並んだ高校生役のキャストと、気さくに言葉を交わす場面も。また、カメラテストを行う際も、竹原は「じゃあ“エア”で食べます」と食べる動作を披露するなど、終始和やかな雰囲気で撮影は進んだ。

■永山瑛太&竹原ピストルインタビュー
――初出演となるマクドナルドのCM撮影を終えた感想をお聞かせください。

竹原:初めてお話をいただいたときは、正直「なぜ、僕なんかにこんな素敵なお話をいただいたんだろう」と信じられない思いだったんですけど、ストーリーや絵コンテを見させていただいた時、「ちょっぴり身に覚えのある思いを持った男を演じればいいのかな』」と思えたんです。

永山:僕はもう、幼少期からずっとマックを食べてるんで……(笑)。ずっとマクドナルドで育ったので、本当にこれほど幸せなことはないですね。

――竹原さんと永山さんにとってビッグマックはどんな存在ですか? またビッグマックにまつわる思い出はありますか?

永山:小学校の時、日曜日の昼間にサッカーの練習が終わった後、マクドナルドに行ってました。僕の育った町のマクドナルドにはプレイランドがあったので、そこで遊ぶこともできて。その頃、まだチーズバーガーとかしか頼んでなかったので……ビッグマックっていうのは「大人になったら食べられる」みたいな。中学生ぐらいになったらやっと買ってもらえる特別な商品でした。今はもう、常にビッグマックを頼んでます。これ、本当ですから(笑)。

――初共演されて感じた、お互いの印象を教えてください。

竹原:あるCMに瑛太さんが出演されていて、そのテーマソングに僕の曲を使っていただいたんです。それがきっかけになって、すごい大きなチャンスになったので、瑛太さんって俺にとって人生の恩人だったんで…。瑛太さんとご一緒するのかってすごく感慨深かったし、すごく嬉しかったし。きっと優しい方だろうと思っていたらイメージ通りすごい優しい方でホッとしたし、嬉しかったです。

永山:僕もその“共演”の以前から曲も聞いてましたし、動画でしかライブを拝見したことがないんですけど、本当に竹原さんの音楽の力ってものすごく大きくて……。僕は俳優という仕事をしていく上で、どこかで擦り減ってしまうような時に竹原さんの曲を聞いて元気を出すっていうか。そういう俳優の人は本当にたくさんいるんですよ。今回共演させてもらって、すごく自然に楽しく演じることもできましたし、生意気に……連絡先も聞けたんで、とても光栄です(笑)。

――「ビッグマックなんて、ペロリだよ。」というキーワードのように、何かに挑戦してペロリと簡単に達成したことはありますか?

永山:今回のCMでけっこうビッグマックをいただいたんです。何個分食べたかわからないんですけど……あと5個ぐらい食べられますね。思いっきり「ビッグマック・ペロリ大会」やりたいと思います! あ、ぜんぜん質問の答えになってませんね(笑)。

――働く大人に向けて挑戦的なメッセージを発信するストーリーですが、いま挑戦したいと思うことはありますか?

竹原:早くこのコロナ禍が収まって全国あちこち飛び回っていろんな街で、いろんな人の前で歌を歌う日々を取り戻したいっていう気持ちの方が強いかもしれません。約2~3年のブランクがありますから……体力と気力をまだ持ててるかなっていうのは、自分でも楽しみな挑戦だと思っています。

永山:僕は俳優として毎日いろんな役をいただけて、その中で1カット1カット、スタッフの方と一緒に何か新しいものが生まれるんじゃないかっていうことや、どんなことを俳優自身が準備してきたかというところで、カメラの前に立つ人間として数分単位で挑むというか……。カメラの前に立つということで、僕は“挑戦している”という気持ちがあります。