次世代芸人のお笑い賞レース『ツギクル芸人グランプリ2022』で優勝したお笑いコンビ・ストレッチーズの福島敏貴と高木貫太が21日、東京・台場のフジテレビで行われた生放送終了後に会見に臨み、喜びを語った。

  • ストレッチーズの福島敏貴(左)と高木貫太

Gパンパンダ、ネギゴリラとのファイナルステージで、Gパンパンダと同票という大接戦になり、一般審査員票を獲得したという大会ルールによって優勝を決めたストレッチーズ。2人とも慶應義塾大学卒業という高学歴だけに、親からは芸人になることを大反対されたという。

福島は「いまだに反対されていて、両親から『いつ辞めるんだ』って実家に帰るたびに言われて、最初に大学卒業して芸人になるって伝えたときも『絶対やめてくれ』って猛反対されました」、高木は「大学卒業して就職するか芸人になるかというタイミングで芸人になると言ったときは、母親からめちゃくちゃ反対されて、8回くらい家族会議があって、8回泣かれて。最初のうちはややしかめっ面だったんですけど、諦めてくれたのか、売れるほうにギリギリベットしてくれてるのか分からないですけど、今は応援してくれています」と明かした。

現在、福田は医学部専門予備校のチューター(事務)、高木は警備員のアルバイトをする日々を送っているということで、優勝賞金100万円で「今年はアルバイトを辞めたいと思うので、まずは一旦お休みして、お笑いに集中するお金にしたいと思います」(福島)と宣言した。

優勝特典として、民放5局の番組出演権(日本テレビ『有吉の壁』『スッキリ』、テレビ朝日『アンタウォッチマン!』『くりぃむナンタラ』、TBS『賞金奪い合いネタバトル ソウドリ~SOUDORI~』『ザ・ベストワン』、テレビ東京『ぴったり にちようチャップリン』『内村のツボる動画』、フジテレビ『千鳥のクセがスゴいネタGP』『爆笑ヒットパレード』)を獲得したが、ほかに出演希望の番組を聞かれると、高木は「いっぱいやりたいねたがあるので、ネタ番組はどの局でもどんな番組でも出たいですね」と意欲。

福島は「僕らは高校・大学の同級生でずっと友達なんですけど、高校のときから今でもよく話をする『ハモネプ』とか、そういう学生・子どもたちが頑張る姿を一緒に応援したいという気持ちがあるので」と、ハートフルな夢を語っていた。