tvk(テレビ神奈川)の開局50周年特別番組『ライブ帝国 ザ・ファイナル』(4月2日放送)が、ギャラクシー賞の4月度月間賞を受賞した。同局が同賞を受賞するのは、1984年1月2日放送の『WILLY & HIS FRIENDS~ウイリーと仲間たち』以来、38年ぶりとなる。
『ライブ帝国 ザ・ファイナル』は、これまでtvkで放送してきたライブ番組『ヤングインパルス』『ファイティング80’』『ライブトマト』『ライブY』のVTRから、視聴者のリクエストを受けて計65曲を一挙放送した番組。
同賞では「tvkだからこそのライブ映像のアーカイブを、余計な演出なしに、しかし唸らせるような選曲、構成でたっぷりみせてくれた。まさにロックステーションとしての矜持。あたかも日本のロック50年の濃厚なエッセンスをみるかのような、さすがとも言うべき生放送の7時間。多くの話題をさらったことも頷ける」と講評した。
ギャラクシー賞は、放送批評懇談会が1963年に創設した、優秀番組・個人・団体を顕彰するもの。4月度はほかにも、『ドキュメンタリー「解放区」』の「“ブラッド・ゴールド”~アマゾン先住民の闘い」(TBS、4月3日放送)、『カムカムエヴリバディ』(21年11月1日~22年4月9日放送、NHK)、『映像の世紀 バタフライエフェクト』(4月4・11・18・25日放送、NHK)が受賞した。