西武鉄道は、同社の創立110周年と鉄道開業150周年を記念し、「西武・電車フェスタ 2022 in 武蔵丘車両検修場」を6月4日に開催すると発表した。今年は入場者数を最大約3,000人に制限した完全事前申込制で実施する。

  • 「西武・電車フェスタ 2022 in 武蔵丘車両検修場」の開催に合わせ、6000系が会場まで直通運転するツアーも実施

当日は西武鉄道において最も大がかりで詳細な車両検査を行う武蔵丘車両検修場にて、普段行っている検査風景を展示。トラバーサーでの車両入替作業、車輪に台車をかぶせる作業、車輪の回転試験など、係員が実演する。あわせて年代・車両別に分類した発電機・コンプレッサー、40000系モックアップ、LED表示器の修理方法、主電動機のカットモデル、85000系台車なども展示する。撮影会・ミニ電車の運転、西武鉄道と鉄道各社のグッズ販売、鉄道部品販売も行う。

事前申込みは西武線アプリによる電子入場券などで受け付ける。武蔵丘車両検修場まで直通運転するツアーの参加者は、そのまま会場に入場できる。

  • 2021年に行われた「西武・電車フェスタ」の様子

  • 6月4日から、6001編成の前面にデビュー30周年記念ヘッドマークを掲出

イベント開催に合わせたツアーは、親子で6000系6058編成に乗り、西武新宿駅から武蔵丘車両検修場まで直通する「西武新宿発! 6058編成で行く親子で西武・電車フェスタ一番乗りツアー」と、普段は池袋線を走行しない6000系6001編成に乗り、池袋駅から武蔵丘車両検修場まで直通する「池袋発! 6001編成で行く西武・電車フェスタ直通ツアー」の2コースを設定した。どちらのコースも西武トラベルのウェブサイトで申込みを受け付ける。