マネーフォワードはこのほど、「物価上昇にまつわるアンケート調査」を実施し、結果を公表した。

同調査は2022年4月22日〜4月26日、お金の見える化アプリ「マネーフォワード ME」利用者(回答者数 1,130名)を対象に、インターネットを利用したアンケート調査にて実施した。

  • 直近1年以内の物価上昇について、88%の人が実感していると回答

直近1年以内の物価上昇について、88%の人が実感していると回答。また、そのうちの77%は、物価上昇を受けて節約意識が高まったと回答した。

  • 日ごろの生活の中で物価上昇を感じて困っているものの1位は、「光熱費」

物価上昇を実感していると回答した利用者は、日ごろの生活の中で、1位「光熱費」(67%)、2位「ガソリン、灯油」(66%)、3位「食料品(加工食品、調味料)」(61%)の順で物価上昇を感じて困っていると回答した。

  • 利用者自身が変えた行動、1位は「ついで買いを減らす」

実際に物価上昇を実感していると回答した人のうち、77%は節約意識が高まったと回答。そして利用者自身が変えた行動として、1位「ついで買いを減らす(41%)」、同率で2位「株や投資信託を始める」「ポイントが貯まりやすい店舗を選ぶ」(各33%)、3位「電気代、ガス代などの光熱費を見直す」(32%)が挙げられた。

  • 3つのカテゴリ別の行動の変化--「自炊する割合を増やす」「サブスクリプションサービスの利用を見直す」「ポイント投資を行う」

また、回答を「お買い物」「生活」「マネー」の3つのカテゴリ別でみると、「自炊する割合を増やす」「サブスクリプションサービスの利用を見直す」「ポイント投資を行う」なども行動の変化として上位に挙がった。

  • 出費をなるべく抑えたいと考えている項目--1位「光熱費」、2位「外食費」、3位「ガソリン、灯油」

今後も物価上昇が継続していく場合、家計管理のために出費をなるべく抑えたいと考えている項目については、1位「光熱費」(56%)、2位「外食費」(53%)、3位「ガソリン、灯油」(34%)が挙がり、その他に5位「通信費」(28%)なども今後出費を抑えたい項目として挙がった。