クロス・マーケティングは5月11日、「湿気に関する調査(2022年)」の結果を発表した。同調査は5月6日~8日、全国の20~69歳の男女1,100人を対象に、インターネットで実施した。

  • 自宅の湿度について

自宅の湿度について尋ねたところ、51.4%が「とても気にしている」「なんとなく気にしている」と回答した。性年代で見ると特に女性30代、50代で高い傾向にある。男性20代・30代は「気にしていない(計)」が高かった。

住居形態でみると、集合住宅は一軒家に比べ「気にしている(計)」が高かった。特に、「1階居住者」は「2階以上居住者」と比べると「気にしている(計)」の割合が多く、62.0%を占めている。

自宅で湿度を感じる瞬間について聞くと、最も多い回答は「部屋干しの洗濯物の乾きが悪い」(28.4%)だった。次いで「部屋のにおいが気になる」(21.5%)、「床や畳がべたべたする」(20.4%)、「髪がうねる・まとまらない」(20.3%)、「手や肌がべたつく気がする」(19.9%)となっている。「湿度を気にしている」と回答した人では「湿度計が高い値を指している」が「部屋干しの洗濯物の乾きが悪い」に次いで多く、実測値を確認していることがわかった。

  • 自宅で湿度を感じる瞬間

部屋の湿度を下げるためにしていることを尋ねたところ、「窓を開けて空気を入れ替える」(39.6%)が最も多かった。2位は「エアコンの除湿機能を使う」(26.8%)、「換気扇を回す」(25.0%)となっている。

  • 部屋の湿度を下げるためにしていること