ダンスパフォーマンスグループ・PSYCHIC FEVERの7人(JIMMY、中西椋雅、WEESA、小波津志、半田龍臣、渡邉廉、高橋剣)が11日、都内で催されたLDH JAPAN×HIGH CLOUD ENTERTAINMENTパートナーシップ締結記者会見に登場。デビュー後1カ月でタイへ武者修行に行くと発表し、意気込みを語った。

  • PSYCHIC FEVERとEXILE HIRO

LDH JAPANとHIGH CLOUD ENTERTAINMENT(タイ)は、日本とタイの文化交流・発展、およびアジアから世界へエンタテインメントを発信していくことを目的として、2022年5月11日よりパートナーシップ契約を締結。HIGH CLOUD ENTERTAINMENTの創業者であり、 タイの音楽業界を牽引する人気ラッパー・プロデューサーのF.HERO(エフ・ヒーロー)が来日し、EXILE HIROとともに本プロジェクトへの思いを語った。

プロジェクト第1弾として、BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE、PSYCHIC FEVERが2022年8月から2023年1月までの6カ月間、拠点をタイに移し、F.HEROを総合プロデューサーとして活動。その模様はリアリティーショー「BALLISTIK BOYZ & PSYCHIC FEVER New School Breakin' THAILAND」としてWeb上で展開されることが明らかにされた。

PSYCHIC FEVERは、2019年にお披露目され、LDH初の1グループによる全国47都道府県をめぐる武者修行を完走して4万人を動員。2022年7月13日にレコードデビューすることが決定している。

タイ修行について小波津は「デビューして約1カ月でタイに行くことになる。僕たちは下積み期間が長いメンバーもいる。15年下積みがあったり、グループ結成から3年の月日を経てようやくデビューすることができた中で、今回タイに行かせてもらえる。自分たちの目標である“ビルボード・グローバル200”という夢を達成するためには、遅かれ早かれ必要不可欠なこと」と言及。

中西も「おとといデビューを発表したばかり。こうして、このプロジェクトに参加させてもらえるのは嬉しい気持ちでいっぱい。僕たちは“ビルボード・グローバル200で1位"という目標を掲げている。(今回は)その夢を叶えるための第一歩」と話し、「日本から世界へ、そして皆さんと一緒に夢を叶えていけるように、これからがんばっていきたい。少しでもパワーアップした姿をお届けできるように、がんばっていきたい。楽しみにしてほしい」とファンにメッセージを送った。

小波津はまた、「日本で応援してくださっている方の前でパフォーマンスをすること自体も、タイに行けば、なくなると思う。それを思わせない、悲しくさせないよう、僕たちのYouTubeチャンネルやSNSでちゃんと発信していければ」と話し、「自分だけのスタイルだけではなく、タイのスタイル・文化を組み込んで発信していければ」と思いを馳せた。

幼少期にタイへ行った経験があるという渡邉は「そのとき食べたご飯がすごくおいしくて、今でもカオマンガイがめちゃくちゃ大好き。カオマンガイを必ず食べたい」とキッパリ。それを聞いてF.HEROは「カオマンガイのお店持っています。飽きるまで食べてください」とほほ笑んだ。

会見に同席したEXILE HIROは「すごく燃えています」と本プロジェクトおよびLDHのアジア進出に熱意を示し、コロナ禍に苦しんだ2グループに対して「鬱憤を晴らすべく、100%の力を発揮してほしい」とエールを送った。

BALLISTIK BOYZとPSYCHIC FEVERは今後、5月15日にオンラインで開催される在東京タイ王国大使館主催の「タイフェスティバル 2022」に特別出演する。