MFSは5月11日、「住宅ローンの返済不安や金利見通しに関するアンケート」の結果を発表した。同調査は4月22日~25日、無料住宅ローン比較サービスのモゲチェック利用者331名を対象に、インターネットで実施した。

  • 将来の住宅ローン返済に対し、どの程度不安を感じているか

将来の住宅ローン返済に対し、どの程度不安を感じているか尋ねたところ、68%が「かなり不安」「まあまあ不安」と回答した。「不安を感じていない」と回答した人は14%に留まっている。

2022年2月以降、固定金利が上昇しているため、変動と固定の金利差が拡大している。そこで金利タイプは、固定と変動のどちらがいいか聞くと、80%が「変動金利」と回答した。高金利(1.45%1)の固定金利よりも、低金利(0.44% ※モゲチェックが毎月発表している住宅ローンインデックス/各銀行の平均金利より)の変動金利のほうが人気は根強いことがわかった。

  • 金利タイプは、固定と変動のどちらがいいと思うか

変動金利の金利は、いつから上がると思うか尋ねると、「来年」「3年後」とそれぞれ32%が回答し、合わせると64%が3年以内に上昇すると考えていることが明らかになった。

  • 変動金利の金利は、いつから上がると思うか

変動金利は何%ぐらいまで上がると思うか、現状を0.5%として尋ねたところ、51%が「1%に上昇」、23%が「1.5%に上昇」と答えた。85%は「現状維持(0.5%)」~「1.5%に上昇」と答えている。

何年で住宅ローンの返済を終えたいか尋ねたところ、半数が「30年以上」と答えた。何歳までに住宅ローンの返済を終えたいか聞くと、28%が「60歳まで」、63%が「60代以降」と答えた。

  • 何歳までに住宅ローンの返済を終えたいか

住宅ローン完済できる自信はどの程度あるか聞くと、39%が「自信がある」、29%が「自信がややある」と答え、7割が自信を持っていることが分かった。「自信がない」は11%に留まっている。