ステランティスジャパンは5月7日、ジープのコンパクトSUV「コンパス」に限定車「Compass Longitude 4×4」(ロンジチュード・フォーバイフォー)」を設定し、販売を開始した。

  • 150台限定の「Jeep Compass Longitude 4×4」を発売

同モデルはカタログモデルでは2WDのみの「Longitude」(ロンジチュード)を4WD化した限定車。通常は4×2モデルのみの設定となる「ロンジチュード」をベースに、悪路での走破性を高める4×4システム「Jeepアクティブドライブ」を始めとしたオフロード機能を付与した。

  • スタイリッシュな外観や充実した装備を特長とする「ロンジチュード」をベースに4WD化

「Jeepアクティブドライブ」はタイヤの空転を検知した際、瞬時に4輪の駆動力配分を最適化する電子制御式パワートランスファーにより走破性を向上。路面状況に応じて走行モードを「SAND/MUD」「SNOW」「AUTO」の3つから選択でき、車両がパワートレインの特性を自動で最適化する「セレクテレインTMシステム」や、急な下り坂を一定の速度で安定して走行できる「ヒルディセントコントロール」を搭載している。

  • 4×4モデルならではの高い走破性とリーズナブルな価格設定を両立

また、高効率な4×4システムと9速オートマチックトランスミッションの組み合わせにより、燃費は11.5km/L(WLTCモード)と4×2モデル(11.8km/L)に遜色ない水準を実現している。

装備はベース車に準じており、LED式オートハイビームヘッドライトや17インチアルミホイール、10.1インチタッチパネルモニター付オーディオナビゲーションシステム、プレミアムファブリックシートなどを標準で備えている。

  • 限定車専用の新色ギャラクシーブルーメタリックC/Cを含む2種類のボディカラーを設定

また、前走車と一定の車間距離を保ちながら速度調整を自動で行うアダプティブクルーズコントロール(STOP&GO機能付)やParkSenseフロント・リアパークアシスト、ParkSense縦列/並列パークアシスト・アンパークアシストなど運転支援機能も充実している。

ボディカラーは限定車専用の新色ギャラクシーブルーメタリックC/C(限定100台)と人気のブライトホワイトC/C(同50台)の2色を設定した。

人気グレードをベースに特別な仕様・装備により商品力が高められた同モデル。4WD化により走破性が大幅に向上しているにもかかわらず、車両価格はレギュラーモデルの4×4グレード「Limited」に対して27万円低く設定され、たいへん魅力的な1台となっているという。メーカー希望小売価格は465万円。