ビー・エム・ダブリューはこのほど、プレミアム・ミドル・クラスの4ドアクーペ「4シリーズ グランクーペ」のラインアップにクリーンディーゼルエンジン搭載の「420d xDriveグランクーペ」(ヨンニーマルディー・エックスドライブ)を追加し、販売を開始した。納車は2022年5月以降を予定している。

  • 「4シリーズ グランクーペ」のラインアップに「420d xDriveグラン クーペ」を追加

「4シリーズ グランクーペ」はスポーティーでエレガントなデザインとダイナミックな運動性能を持つ4シリーズ クーペをベースに、4ドアモデルの優れた機能性を高次元で融合した革新的な商品コンセプトを持つプレミアム・ミドル・クラスの4ドアクーペモデル。

今回の「420d xDriveグラン クーペ」の誕生により、「4シリーズ グランクーペ」は電気自動車、高効率ガソリンエンジン搭載モデル、クリーンディーゼルエンジン搭載モデルの3つのパワートレインを選べるようになった。

  • 高い環境性能を実現する2.0L直列4気筒クリーンディーゼルエンジンを搭載

「420d xDriveグラン クーペ」は最高出力190PS(140kW)/4,000rpm、最大トルク400Nm/1,750-2,500rpmを発揮する高効率な2.0L直列4気筒BMWツインパワー・ターボ・ディーゼルエンジンに、ダイナミックな走りを実現する8速オートマチックトランスミッションを組み合わせ、「4シリーズ グランクーペ」のラインアップ内で最高値となるWLTC燃料消費率16.0km/Lを実現している。

  • 4シリーズ グラン クーペのラインアップ内で最高の燃料消費率

安全機能・運転支援システムは最新世代へと進化。高性能3眼カメラ&レーダーと高性能プロセッサーによる高い解析能力の最先端運転支援システムを標準装備している。高速道路での渋滞時には、ドライバーの運転負荷を軽減し安全に寄与する運転支援システム「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」を搭載。一定の条件下においてステアリングから手を離しての走行が可能となっている。

  • 日本初認可のハンズ・オフ機能など、充実した安全機能・運転支援システムを搭載

コネクティビティも最新世代となっており、「OK, BMW」と話し掛けることで車両の操作、目的地の設定などが可能。Apple CarPlayへの対応、BMWコネクテッド・ドライブの標準装備により、スマートフォンで事前に検索した目的地を車両に送信することができるなど利便性を大幅に高めている。

また、車両のキーを持たずとも、スマートフォンをドア・ハンドルにかざすことで車両のロック解除/施錠、さらには、スマートフォンを車内の充電トレイに置いておけばエンジンの始動も可能となっている。

メーカー希望小売価格は「420d xDrive Gran Coupe」が679万円、「420d xDrive Gran Coupe M Sport」が721万円。