お笑い芸人のヒコロヒーが、6日に放送されるフジテレビ系バラエティ特番『私のバカせまい史』(23:00~)に出演する。

  • ヒコロヒー=フジテレビ提供

これまで誰も調べたことがなかった“せま~い歴史”=「バカせまい史」を紹介する同番組。ヒコロヒーは、日本映画最大のミステリー「犬神家の一族“スケキヨの足”史」に挑む。

映画監督・市川崑の代表作のひとつ『犬神家の一族』(1976年)で、最も有名な場面ともいうべき“水面にそびえ立つ生足”の映像。マニアの間で「スケキヨの足」と呼ばれるこのシーンに注目したヒコロヒーは、「スケキヨの足」をかたどった指し棒を片手に、「スケキヨの足」だけに特化した歴史を紹介する。

市川監督版の映画以降、たびたび映像化されてきた『犬神家の一族』だが、その中で描かれる「スケキヨの足」を年代順に見ていくと、なぜ足の曲がり具合が違うのか、そもそも人間の足なのか(マネキンなのか?)など、多くの疑問が浮かび上がり…。そして、研究発表を締めくくるヒコロヒーの最後のスピーチに、スタジオが騒然となる。

収録を終えたヒコロヒーは「せまさの中にも壮大な物語がある、ということをお伝えできたかなと思うんですけど、実はこの取材には裏話がありまして。“スケキヨの足”を語る上でキーパーソンになると思われる、ある映画関係者の方がいらっしゃるんですが、その方に取材を申し込んだら、なんと今年の3月にお亡くなりになられていたんです。だからもし、あと1カ月取材が早ければ、もっと深みのある、生きた証言を聞けたかもしれないなと…。でも、それもまた運命なのかもしれませんね。歴史って、謎に包まれたままの方が面白かったりもしますから」と話している。

他にも、インパルス・板倉俊之による「ドロドロ昼ドラ“愛憎グルメ”史」、さらば青春の光・森田哲矢による「動く! 都道県別“虫歯の数”史」、そしてバカリズムが、お笑い界で脈々と続く、ある壮大な歴史を深掘りしていく。

(C)フジテレビ