MMDLaboは4月26日、「仮想通貨(暗号資産)に関する調査」の結果を発表した。調査は4月12日~13日、予備調査ではスマートフォン所有者8,800名、本調査では仮想通貨取引所アプリ利用経験のある20歳~69歳の男女440名を対象にインターネットで行われた。

  • 仮想通貨(暗号資産)の保有状況

    仮想通貨(暗号資産)の保有状況

スマートフォン所有者8,800名を対象に、仮想通貨(暗号資産)について聞いたところ、認知は67.5%、内容理解は29.6%、保有経験は9.1%という結果に。

仮想通貨の保有状況について性年代別に見てみると、保有経験が最も多いのは30代男性で19.3%。個人年収別では、年収が上がるにつれて保有経験者が多いことがわかった。

  • 利用したことがある仮想通貨(暗号資産)取引所アプリ

    利用したことがある仮想通貨(暗号資産)取引所アプリ

続いて、仮想通貨(暗号資産)を保有したことがある799名に、利用したことがある仮想通貨(暗号資産)取引所アプリを聞いたところ、1位「bitFlyer」(26.7%)、2位「Coincheck」(24.8%)、3位「楽天ウォレット」(19.3%)となった。

仮想通貨(暗号資産)のメリットを聞くと、「少額で投資できる」(46.1%)、「いつでも取引が可能」(36.8%)、「ハイリターンを受けられる可能性がある」(35.2%)が上位に。一方、デメリットとしては、「変動が激しくリスクがある」(44.1%)が最も多く、次いで「手数料が高い」(30.5%)、「セキュリティに不安がある」(29.8%)と続いた。

  • 仮想通貨(暗号資産)以外に利用している投資

    仮想通貨(暗号資産)以外に利用している投資

スマートフォン所有者8,800名を対象に、仮想通貨(暗号資産)以外に利用している投資はあるか聞いたところ、仮想通貨(暗号資産)保有経験者の84.7%が「ある」と回答。仮想通貨(暗号資産)未保有者(n=8,001)については、「ある」が27.6%だった。

利用している投資を教えてもらったところ、仮想通貨(暗号資産)保有経験者は「株式投資」(51.8%)、「投資信託」(42.8%)、「FX(外国為替証拠金取引)」(22.9%)が上位に。仮想通貨(暗号資産)未保有者は、「株式投資」(42.4%)が最も多く、次いで「投資信託」(38.3%)、「iDeCo(個人型確定拠出年金)」(16.1%)と続いた。