クレジットカードを作る際に、必ず着目するところの1つに年会費があると思います。年会費が無料で作成できるクレジットカードは多く、「年会費がかかるともったいないのでは?」「損するのではないか?」と思う方も多いのではないでしょうか。

しかし、条件によっては年会費を払った方がおトクに利用できるカードはあります。どのような条件であればおトクに利用できるのでしょうか? チェックポイント3つを解説します。

1. 飛行機を使った出張や旅行が多い場合

空港ラウンジを、無料で利用することができるクレジットカードがあります。ラウンジでは、ソフトドリンクの飲み放題サービスや、ラウンジ専用のWi-Fiが使用できます。登場前の時間に、くつろいだり、仕事をしたりすることができます。日本の空港ラウンジは、1人1,000円から1,500円程度で利用できます。

  • 楽天ゴールドカード(年会費2,200円)※
  • トラストクラブプラチナマスターカード(年会費3,300円)
  • エポスゴールドカード(年会費5,000円)
  • ミライノカード(JCB)GOLD(年会費3,300円)

一例ですが、上記のようなカードを保有していれば、比較的すぐに年会費を回収することができます。(※楽天ゴールドカードは、年2回までの利用となっています)

2. 家族や友人などと特別なレストランで食事することが多い場合

2つ目は、家族や友人などと特別な食事を楽しみたい方向けのクレジットカードです。

「招待日和」というサービスで、対象のレストランを2名以上で利用すると、1名分の代金が無料となるサービスです。

例えば、1人の食事代が1万円であれば実質1人5,000円で食事をすることができます。半年に1回ずつ、年2回利用できます。

また、招待日和は、通常は年会費3万9,600円または月額3,300円を支払う必要があります。しかし、クレジットカードに付帯されているものであれば、かなりおトクに利用できるのです。

招待日和が付帯されているカードの一例として、

  • トラストクラブプラチナマスターカード(年会費3,300円)

などがあります。

また、JCBゴールドカード(年会費1万1,000円)はJCBゴールドグルメ優待サービスの対象店舗で、20%引きで利用できるサービスがあります。

JCBゴールドカードは、空港ラウンジも無料で利用できますので1番目の条件に当てはまる方にもおトクです。

3. 特定のお店で利用することが多い場合

3点目ですが、ある特定の店で利用すると、ポイント還元率が通常の還元率より高く設定されていたり、常に割引価格で利用できたりなどの特典が多いことがあります。

一例として、楽天プレミアムカード(1万1,000円)は、通常のポイントの還元率は1%ですが、楽天市場や楽天ブックスを利用する場合は5%以上(上限あり)の還元率になり、利用頻度が多ければ年会費以上におトクに利用することが可能です。

ルミネカード(2年目以降1,048円) は、常にルミネでの買い物が5%オフで利用できます。年に数回の10%オフになる時期もあります。また、Suicaのチャージでは、1.5%、定期券の購入で定期の購入で最大5%のポイント還元となっているので、ルミネでの買い物が多く、交通費が多い方、定期を使う方にはすぐに年会費をペイできるクレジットカードです。

その他、Amazonなどのネットショッピングやコンビニなどでポイントアップしているクレジットカードもあります。ご自身がよく使うお店のポイントや割引サービスを調べてみるとよいでしょう。

まとめ

  • 飛行機を利用することが多い場合
  • 特別な食事をする機会が多い場合
  • 特定のお店を利用することが多い場合

これらに当てはまるような場合は、年会費以上におトクに利用できることが多いです。うまく活用してみてくださいね。