2ndアルバム『東京SNG』のリリースに伴い、1年ぶりに開催される香取慎吾のソロコンサート「香取慎吾 二〇二二年 四月特別公演 東京SNG」のゲネプロが15日、東京・明治座で開催され、香取はファンに向けて「一緒に楽しい時間を過ごしましょう!」とコメントを寄せた。

  • 「香取慎吾 二〇二二年 四月特別公演 東京SNG」ゲネプロの模様

『20200101(ニワニワワイワイ)』から約2年ぶりのアルバム『東京SNG』を4月13日にリリースした香取。今作のコンセプトである“タキシードが似合うジャズ”を体現するように、最初に披露された「東京SNG」では、暗闇のなか、軽快なドラムの音が会場に鳴り響くと、続いて14人のジャズ奏者の演奏、さらにステージ中央には、タキシード姿の香取の後ろ姿が浮かび上がってくる。

ダンサーたちが香取の両サイドで踊り始めると、センターにスポットが当たり、振り向いた香取が軽快なステップと共に歌い始める。色鮮やかな衣装のダンサーたちの間に、抜群の存在感で立つ香取には、大人の深い魅力と軽やかさが混在する。

続いて2曲目は「こんがらがって」。こちらはタイトル通り、ダンサーたちと絡まるような動きを見せ、ムーディーかつ隠微な雰囲気も漂わせる。ギター、トランペット、ドラムらが奏でるビッグバンドとのコラボ。香取は「JAZZなアルバム『東京SNG』の公演ということで、ステージを盛り上げてくれる14人編成のビッグバンドの、生の音をビシビシ感じてほしい」とコンサートの大きな見どころにJAZZの生演奏をあげていた。

さらに3曲目には、『20200101(ニワニワワイワイ)』からのナンバー「I'm so tired」、そして4曲目「今夜最高ね」までが報道陣に公開された。どれも存在感抜群のヴォーカルに、情緒たっぷりなジャズの音色がマッチし“大人な空間”が演出されていた。

昨年に引き続いての明治座公演に、香取は「ただいま明治座! またお世話になります。歴史ある明治座で、2022年を生きる香取慎吾を表現させていただく喜び、感謝です。楽しみます!」とコメント。「音を楽しみ、最高の時間を作りましょう!」とファンにメッセージを残した。

「香取慎吾 二〇二二年 四月特別公演 東京SNG」は、4月16日~5月6日まで明治座にて開催される。また、6月24日~7月10日まで京都劇場にて「香取慎吾 二〇二二年 六月京都特別公演 東京SNG」が開催されることも決定。「NAKAMA to KYOTO」と題して、6月9日~6月19日まで同所で行われる稲垣吾郎主演『恋のすべて』と連続上演される。