キリンビバレッジは5月10日より、ビフィズス菌を増やして腸内環境を改善する機能性表示食品「キリン 午後の紅茶 アップルティープラス」を全国で発売する。同商品はファンケルと共同開発したもの。担当者は「お客様の腸内環境に関する健康課題を、午後の紅茶らしく前向きに解決していきます」と意気込む。

  • キリンビバレッジ×ファンケルによる「キリン 午後の紅茶 アップルティープラス」が発売される

    キリンビバレッジ×ファンケルによる「キリン 午後の紅茶 アップルティープラス」が発売される。内容量は430ml(ペットボトル)で、希望小売価格は157円

腸内環境に着目の理由

キリン 午後の紅茶 アップルティープラスは、キリンビバレッジとファンケルが共同開発したペットボトル飲料の第3弾。午後の紅茶ブランドとしては初のコラボとなる。国産りんご果汁を0.4%使用しており、芳醇なりんごと茶葉の豊かな香りが楽しめるのが特徴。ビフィズス菌を増やして腸内の環境を改善し、便通を改善することが報告されているガラクトオリゴ糖を使用した。

  • 商品イメージ。アップルティーとしての美味しさ、そして機能感をパッケージでも表現した。

    商品イメージ。アップルティーとしての美味しさ、そして機能感をパッケージでも表現した。「日常的に傍に置きたくなるようなデザインにした」と担当者

キリンビバレッジ マーケティング部の加藤麻里子氏と、ファンケル 総合研究所の竹下侑里氏が製品概要を説明した。キリングループとファンケルでは2019年に資本業務提携を締結して以来、さまざまな商品を共同開発している。今回は消費者の健康意識の高まりを捉え、腸内環境を改善する「腸活」トレンドに着目した。

  • キリンビバレッジ マーケティング部 主査 シニアブランドマネージャーの加藤麻里子氏

    キリンビバレッジ マーケティング部 主査 シニアブランドマネージャーの加藤麻里子氏

加藤氏は「健康に関するお客様の関心項目を調査したところ、免疫、体重減少に次いで第3位が『腸内環境改善』という結果でした。特に女性に限ると、免疫に次いで第2位が『腸内環境改善』となっています。一方で『腸活』を意識した食品には、ヨーグルト、納豆、キムチ、味噌などがありますが、嗜好性が高い。毎日、接種するのは難しいという課題があります」と説明する。

ところで調査では、腸活を意識する理由について聞いたところ、便通の改善、ダイエットのため、美肌のため、アンチエイジングなど多岐にわたる回答が寄せられたという。そして男女ともに9割を超える人が腸活に関心を寄せているが、実践できている人は3割を下回る、という現状も明らかとなった。

そこで手軽に毎日、継続して腸活を行えることを目指した新商品の開発がスタートした。「ただ弊社にはこれまで、腸内ケアをテーマにした商品開発の実績がありませんでした。そこでファンケルさんに相談しました」と加藤氏。

  • 美味しく手軽に、毎日の腸内ケアをサポートする商品として開発した

    美味しく手軽に、毎日の腸内ケアをサポートする商品として開発した

  • 午後の紅茶×ファンケルで目指すこと

    午後の紅茶×ファンケルで目指すこと

ファンケルの竹下氏によれば、腸を健康に保つためには善玉菌、日和見菌、悪玉菌のバランスが重要だという。「人の体内にある腸内細菌の種類は1,000以上、数は100兆個におよびます。腸が備えるバリア機能を正常化するためには、善玉菌優勢の腸内環境にすることが大事です」。具体的には、乳酸菌、ビフィズス菌、納豆菌を摂取すると善玉菌そのものが増え、また食物繊維、オリゴ糖を摂ると善玉菌の栄養を増やす効果があると説明する。

  • ファンケル 総合研究所 機能性食品研究所の竹下侑里氏

    ファンケル 総合研究所 機能性食品研究所の竹下侑里氏

オリゴ糖は胃や小腸で消化されにくく、腸内細菌の資化性が高い、と竹下氏。最後は「腸内環境を改善するガラクトオリゴ糖を配合したキリン 午後の紅茶 アップルティープラスなら美味しく、手軽に、毎日続けられます。腸内ケアを改善したい人にオススメです」とアピールした。

  • ガラクトオリゴ糖について

    ガラクトオリゴ糖について

  • 商品のポイント

    商品のポイント

ガラクトオリゴ糖を選択した理由

最後に質疑応答の時間がもうけられた。

ターゲット層について聞かれると、キリンの加藤氏は「女性は、腸活の意識がより高い。そこで午後の紅茶のメインターゲットである30~40代の女性を中心に、多くのかたに新商品を手に取ってもらえたら」と回答。また、ファンケルの竹下氏は「弊社では、ビフィズス菌を配合した快腸サポートというサプリメントも取り扱っています。ガラクトオリゴ糖とはすみ分けできるので、両方を飲んでもらえたら」と説明した。

ガラクトオリゴ糖を選択した理由について聞かれると、加藤氏は「まず紅茶の美味しさを邪魔しない、自然な甘みをもった素材であることは重要なポイントでした。またペットボトル飲料にしたときにも、しっかりと品質を担保できること。これらを踏まえて選定しました」。

竹下氏は「食物繊維や、ほかのオリゴ糖も色々とご提案しました。紅茶にあう甘みということでオリゴ糖に絞り、また種類がたくさんあるなかで熱などの条件下でも安定しているということでガラクトオリゴ糖に決まりました」と回答している。