元千葉ロッテマリーンズの捕手で、『ニッポン放送ショウアップナイター 』解説者の里崎智也氏が12日、ニッポン放送 『垣花正 あなたとハッピー!』(毎週月曜~木曜8:00~11:30)に出演。10日に行われたオリックス・バッファローズ戦で、「完全試合」を達成した千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希と、好リードで支えた松川虎生について語った。

里崎智也氏 =ニッポン放送提供

NPB(=日本野球機構)で 28年ぶりに完全試合を達成した佐々木。20歳5カ月での達成は日本プロ野球史上最年少だが、バッテリーを組んだ松川も入団1年目、18歳5カ月で合計38歳10カ月の史上最年少バッテリーでの完全試合だった。

今回の快挙について、里崎は「歴史的一戦が見られてよかった」と賛辞を送り、その要因について「今回はコントロールがよかった」と分析する。

また、1,000試合以上出場した捕手として日本プロ野球史上最少となる捕逸(=パスボール)「19」の記録を持つ里崎は、バッテリーを組んだ松川の守備について、かなりレベルが高いと高評価。「キャッチャーの構えもいいし、ブロッキングも上手いし、スローイングもできる」と太鼓判を押した。

そして最後に、今回の完全試合が19奪三振を記録したことを受けて、「野手に優しい完全試合。残りの打球は8個しか飛んでいない」と語る一方で、「今回はワイルドピッチが許されない。だから野手に優しいけど、キャッチャーに厳しい。みんなで作った完全試合だった」と感想を述べた。