東急グループが2022年9月2日に創立100周年を迎えることを受け、4月10日から順次、特別企画列車「東急グループ100周年トレイン」の運行を開始する。同日の車両撮影会にて、目黒線の車両3020系を使用した「東急グループ100周年トレイン」がお披露目された。

  • 東急目黒線の車両3020系1編成(6両編成)が「東急グループ100周年トレイン」に。4月10日に車両撮影会が行われた

特別企画列車「東急グループ100周年トレイン」は東急電鉄の7路線で運行され、各路線1編成ずつ使用。目黒線3020系を皮切りに、4月13日から池上線7000系、4月17日に田園都市線2020系、4月20日に世田谷線300系、4月25日に東横線5050系、4月27日に東急多摩川線7000系、4月29日に大井町線9000系が運行開始する予定となっている。7路線で同一の特別企画列車を運行する取組みは、同社として過去最大規模だという。

7路線とも車内において、1922(大正11)年の目黒蒲田電鉄創立から今日に至る歴史と今後の取組み、東急線を走ってきた歴代車両を紹介するポスターシリーズなど掲出。中吊りとドアステッカーに100周年記念広告、窓上に事業の歴史を紹介する「TOKYU 百年絵巻」と車両の歴史を紹介する「TOKYU TRAIN HISTORY」が掲げられる。目黒線3020系のみ、窓上に「田園調布の100年」(事業の歴史を紹介するポスターシリーズ)も掲出される。

目黒線、田園都市線、東横線、大井町線の4路線で車体ラッピングも実施。「東急100周年 ロゴマーク」を基調にデザインされ、「これまでの100年に対するお客さまへの感謝の気持ちに、これからもともに美しい時代を創っていこうという想いをのせた、『未来志向の感謝』をラッピングデザインに込めました」とのこと。車体側面の上半分をラッピングし、車体前面にヘッドマークも掲出される。

  • 「東急100周年 ロゴマーク」をデザインしたヘッドマークを掲出。車体側面に100周年ロゴを基調としたラッピングを施した

  • 「東急グループ100周年トレイン」の車内。中吊りに100周年記念広告を掲出

  • 車両の歴史を紹介するポスターシリーズ「TOKYU TRAIN HISTORY」は窓上に掲出

4月10日の車両撮影会では、車体ラッピングを施した目黒線の車両3020系1編成(「3121」~「3821」の6両編成)がお披露目され、車内も公開された。「TOKYU TRAIN HISTORY」では、1923(大正12)年のデハ1型をはじめ、「青ガエル」の愛称で親しまれた5000系(初代)、世田谷線で2001(平成13)年まで活躍したデハ80形など、懐かしい車両の写真も。車両撮影会の後、田園調布駅で出発記念セレモニーが開催され、「東急グループ100周年トレイン」は地元住民らを乗せた臨時列車として田園調布駅を発車するとのこと。

東急グループは2022年4月からの1年間を100周年期間と位置づけ、「東急グループ100周年トレイン」の他にもさまざまな取組みを予定している。各取組みについては今後、順次発表される予定。4月8日に開設した特設サイトでも、100周年関連の情報を順次紹介するとしている。

  • 東急目黒線3020系「東急グループ100周年トレイン」の車内・外観