元テレビ東京の佐久間宣行プロデューサーが1日、東京・浅草公会堂で行われたフジテレビのトークイベント『久保みねヒャダこじらせライブ ホールツアー in 浅草』に登場し、仕事の幅が広がりすぎる現状を語った。

  • 佐久間宣行プロデューサー

漫画家の久保ミツロウ、コラムニストの能町みね子、音楽クリエイターのヒャダインによる同イベント。『久保みねヒャダ』で最初にテレ東他局の番組出演を果たしてから、今や冠ラジオ、Netflix番組、広告出演など、活躍の場を広げる佐久間Pだが、「毎回俺の新しい仕事を見るたびに、娘が半笑いのLINEを送ってくる」と嘆く。

1年前までテレビ局の社員だった佐久間Pが、ザ・タレントなポーズを決めるような仕事ぶりに、久保が「自分(精神が)擦り切れないんですか!?」と驚くと、佐久間Pは「俺は全然擦り切れないんですよ。そういうメンタル無敵なんです。笑っちゃうんですよ」とのこと。そんな佐久間Pの未来を、久保みねヒャダの3人が勝手に予測するコーナーでは、3人とも常識では収まらないスケールで激動の人生を考える中、能町とヒャダインは「減量」「失踪」で一致するなど、共通の将来が見えるようだ。

ほかにも、テレビマンが考えるアンジャッシュ・渡部建のブッキング、「出る側の仕事は7割くらい断ってる」という中で実際にスルーしたオファー、「さらばの森田とラランドのサーヤの言うことが正しい」という指針…などの話題を展開した。

さらに、『久保美津子アワー 笑っていいとも!』レギュラー出演者会議を開催。『ヒルナンデス!』のない世界線で4人が好き勝手に妄想し、「王道の月曜日」「文化的な火曜日」「ミニコントができる水曜日」「多様性の木曜日」「久保チャレンジの金曜日」という理想のメンバーに、禊(みそぎ)による青年隊、テレフォンショッキングの初回ゲストまで完成したが、『いいとも』スタッフだった木月洋介Pは「全曜日朝のリハがまとまらなそう」とダメ出し。それでも佐久間Pは「こんだけいろんな人を入れても、みんなが共有体験できる『いいとも』っていう器のデカさがありますよね」と、名番組たるゆえんを実感していた。

その後は、『笑っていいとも!増刊号』よろしく、佐久間Pへの質問で会場限定トークを40分にわたって展開し、浅草公演の1日目が終了した。

今回のライブの模様はオンライン配信も行っており、17日23時59分まで追っかけ再生が可能で、チケットは17日18時まで販売。岡村靖幸をゲストに迎えた4月2日公演分も同様の配信・販売期間となっている。

そして、放送可能な部分のみ編集し、地上波フジテレビでは4月15日(26:55~)に放送。後日、同局の動画配信サービス・FODで配信される。

次回のライブは、6月5日に有観客&配信で開催。昼・夜2公演で、昼公演のゲストは調整中、夜公演には千葉雄大が登場する。