女優の倉科カナ、タレントのSHELLY、俳優の神尾楓珠がMCを務めるフジテレビの新番組『サスティな! ~こんなとこにもSDGs~』(毎週土曜9:55~)が、あす2日にスタートする。

  • 神尾楓珠=フジテレビ提供

全国各地で行われているSDGs的取り組みについて紹介し、スタジオで3人がトークを繰り広げる同番組。3人とも初対面という中スタートした初収録では、MCがほぼ初めてという倉科と神尾から緊張感が伝わってきたが、今回の収録のVTRに登場した新人タレント・でぃばばが披露した人差し指を立てるポーズ“サスティな!ポーズ”をMC3人そろって気に入り、そのまま意気投合。番組の代表カットに採用することになった。

時間が経つにつれてさらに和やかな雰囲気となり、最後は3人で和気あいあいと収録の感想を語った。

――初収録を終えての感想

倉科「SDGsに関して、深く理解できているかというと、まだ知らない事もあると思っていて、、知らないことを知らないままにするよりも、私のように知らないという人が見て、楽しんだり、生活に心地よく根付いたりしてくれたらいいなと思います。今回MCのお仕事を通して、視聴者の皆さんと同じ目線になれたらいいなと思いお受けさせていただきました。初収録は、ただただ緊張したんですけど、SHELLYさんの胸をお借りして(笑)、楽しかったです!“ふうたん(神尾)”っていうあだなもできて(笑)。こんなユルい番組でいいのだろうかって思いました(笑)」

神尾「僕も最初は緊張していましたし、おふたりとも大先輩ですから、どう会話に入っていけばいいんだろうかって思っていました。でも、最終的には自分をあまり作ることなく、自然体で楽しめました。本当にSHELLYさんが全役割をやって下さったので(笑)、ありがたかったです。ありがたさと申し訳なさを感じています」

SHELLY「ものすごく楽しかったです!正直、番組がどんなかんじになるのかっていうのは知らないまま、私自身はSDGsすごく関心があったので、お話しいただいたときうれしいなと思ったんですけど、台本を見させていただいて、“あ!ユルっ!大丈夫!”って(笑)、安心して今日は遊びに来ました。とは言え、おふたりとも最初とても緊張されていたんですけど、最終的に“バラエティ・ハイ”を味わうことができて、なんでも全部おもしろく感じてくる、楽しくなってくるっていう、これをおふたりにも味わってもらえたので、よかったなと思っています。今後も楽しみです!」

――印象に残ったエピソードは?

SHELLY「私はやっぱり“でぃばば”のワードチョイスのパワーが(笑)!“オーマイガー、レディガガ”、“やばば、でぃばば” (笑)!すごい逸材を見つけてきたなと、期待を込めて、すごく楽しかったです。バンダリ亜砂也さんとのバランスもよかったですね」

倉科「やっぱりでぃばばさん。『サスティな!』のポーズもでぃばばさんからですよね(笑)。このポーズの生みの親なんで、これからも番組にたくさん出てほしいです」

神尾「僕は、バンダリ亜砂也が友達なので、あの亜砂也の戸惑ってる感じが面白かったです。亜砂也らしいというか、それが見られたのがうれしかったです」

――普段やっているSDGsなことは?

倉科「私は、やっとエコバックが浸透してきました。最初は、なかなか自分の生活に根付かなかったんですけど、最近根付くようになってきて。あと、エコバックを選ぶのも楽しくなってきました。おしゃれなものがでてきたじゃないですか!そうすると持つ方もテンションが上がりますよね」

SHELLY「私は、結構生活に取り入れているんですけど、環境にいい洗剤や、スポンジとか使ったりしているんですけど、一番は“ジェンダー平等”と“教育”っていうところで、性教育を発信していることが、自分の情熱として一番強いですね。知ることでなくなる差別もあると思いますし、知ることで悲しい思いをする子も減ると思うので、子供たちがまず自分たちで自分たちを守れるように教育をすることが、とても大事だと思って、いても立ってもいられずにYouTubeを始めてしまいました(笑)」

神尾「僕もエコバックくらいです。この番組で勉強していきたいです。」

――SHELLYさんから見ておふたりのMCぶりは?

SHELLY「あー、もう全然だめですね(笑)!すごく最初おふたりとも緊張されていて、私ももっとちゃんとしないといけないのかなって思ったんですけど、ゲラゲラ笑っていくうちに、おふたりも引き込まれてユルい感じになっていったので、よかったかなと思いました。あと私には、かなかな(倉科)の声がナレーション向きというか、すごく入ってきました。きれいで、すてきでした。ふうたん(神尾)も、積極的に自分の意見や気づいたことを、ふられるのを待たずに言う。タイミングを見つけて、さっと自分の意見を言えるから、ふってあげなきゃって全然思わなかったです」

――今後どんなチームにしていきたい?

SHELLY「全員初めましてなんですが、なんとなく見えてきたのは、ふうたん(神尾)はいじられキャラかな(笑)、お姉さんたちからいじられるんだろうなって。一回飲みに行かないとだめですね!それから作っていきます」

倉科「フラットな感じで、こうしなきゃと縛られないのもいいですよね。今日もそんな雰囲気が垣間見えて、すごくうれしかったです。この自由な感じが(笑)」

神尾「SDGsって意識高いように見られちゃうじゃないですか。だからこの番組がユルければ、見ている人も見やすいと思います」

――視聴者へメッセージ

SHELLY「SDGsとかサスティナブルって聞くと、“あー勉強しなきゃ…”ってちょっと重い感じがすると思うんですけど、本当にいつも行っているお店のこのグッズは、すごいサスティナブルなんだ!とか、どうせ渋谷に遊びに行くんだったら、ちょっと環境にいいこのお店にいってみようかなって、流し見しながら情報を得られる番組、ユルくてちょっと時々笑えたらいいなって思います。気楽に、土曜の朝、寝坊してテレビ付けて、ふわーっと二日酔いなかんじで見ても、楽しんでもらえるかなって思います!」

倉科「SHELLYさんの言ったとおり、SDGsって言うと、まだふわっとしか認識がなくて、ちょっと敷居が高いのかなっていうところが先行しちゃうんですけど、この番組で楽しくおしゃれに、地球にやさしいけど得する、ユルく見られて楽しく笑えてっていう番組になればいいなって思います!」

神尾「MCもそんな経験なく、ほぼ初めてなのですが、うまくやろうとは思わずに、とりあえず最初は自分が楽しくSDGsを学ぶというか、そんなふうにやっていけたらいいなと思います。回を重ねていくにつれて、ちょっとSHELLYさんの負担をなくしていけたらいいなと思います(笑)」

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