元乃木坂46の深川麻衣が、俳優の井ノ原快彦が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『特捜9 season5』(4月6日スタート毎週水曜21:00~)に新キャストとして加入することが明らかになった。

深川麻衣=テレビ朝日提供

2018年4月にスタートした『特捜9』。最新作でも、個性の強い特捜班メンバーが衝突しながら事件解決のため全力で捜査に当たっていく。深川が演じるのは、しっかり者の優等生刑事・高尾由真。周囲からは警察官になって当然だと思われるほど正義感が強く、仕事をそつなくこなして順調に自身の評価を高めていたが、実は失敗を恐れるあまりチャレンジできない自分に苛立つ側面も。やがて特捜班のメンバーと関わることで、気づかぬうちに自分の殻を破っていく。

2011年から2016年まで乃木坂46のメンバーとして活動した深川は、卒業とともに女優の道へ。2018年には初主演映画『パンとバスと2度目のハツコイ』で第10回TAMA映画賞最優秀新進女優賞を受賞し、2019年には連続テレビ小説『まんぷく』に出演、2021年には映画『おもいで写眞』で主演。映画『今はちょっと、ついてないだけ』(4月8日公開)も控えている。

深川のコメントは以下の通り。

■深川麻衣

最初に『特捜9』の新シーズン出演のお話をお聞きした時は、正直なところ「なぜ、私に!?」ととても驚きました! これほど長きにわたってファンの方々から愛され続けている作品に参加させていただくこと、井ノ原(快彦)さんをはじめ、特捜班メンバーの皆さんとご一緒させていただくことは、すごく緊張しますが、それ以上にとても楽しみです。

第1話の台本をいただき、私が演じる由真のセリフや言葉尻から、「どういう人なのだろう?」と想像を膨らませていましたが、あまり凝り固まらずに、由真という人物像を築いていければと考えています。というのも、先日クランクインし、最初の撮影が吹越(満)さんと田口(浩正)さんとのシーンだったのですが、そこで実際に吹越さんのアドリブを目の当たりにしまして……。「これがウワサに聞いていた『特捜9』の現場なのか!」と実感できました(笑)。こうして今まで皆さんで色々なシーンを生み出してきたんだなと。なので、私も皆さんとのお芝居の中で、その場で生まれるものを大事にしながら、由真というキャラクターを作っていければと思っています。今後、由真がどのような形で特捜班のメンバーと関わり、どのような事件に向き合っていくのか……ぜひ楽しみにしていただければうれしいです!