高層ビルが立ち並ぶオフィス街・新宿西口エリア。日夜仕事で行き来しているオフィスワーカーは、ランチやディナーで楽しめる美味しいお店を常に探しているのでは? そんな西新宿にある新宿野村ビルB1Fに洋食ビストロ「Bistro Roven 新宿」(ビストロ ローブン新宿)が2021年12月10日にオープン。料理のみならず、独特の内装が話題となっていると聞いて行ってみた。

  • アート×食がテーマの洋食ビストロ「Bistro Roven 新宿」で壁画と料理に感激

■巨大な壁画が彩る「Bistro Roven 新宿」

"Bistro Roven"は、クリエイティブディレクションや壁画・絵画制作、不動産事業などを手掛けるカブトスが運営している洋食店。「Bistro Roven 新宿」は、三田・芝公園・八丁堀に続く4店舗目となる。他の店舗と異なるのは、同店は"アートと食"をテーマにした店舗づくりをしているところ。

  • お洒落な外観はオフィスビルのオアシス的存在

野村ビルB1Fの青梅街道側にあり外観もとてもおしゃれな店の中に入ってみると、壁一面に木々がひしめき合う絵が描かれていた。この壁画は、カブトスの代表取締役であり、壁画アーティストとしても活動している神谷節さんが、1カ月間かけてなんとほぼすべて1人で手描きしたものなんだとか。

  • 圧倒的な迫力の壁画。嘘みたいだろ……? これ、全部手描きなんだぜ……

高さ4m以上、横の長さは合わせて20m以上、にわかには信じがたいほどの巨大な壁画で、圧倒的な迫力だ。あくまでも食事が主役ということで、明るい緑の森ではなくちょっとダークな落ち着いた色合い。奥行きがある壁画に囲まれていると、高層ビル街にいながら森の中に佇んでいるようなリラックスした気分になれる。

  • 壁画の森の中で食事をする非日常空間は気分転換にピッタリだ

壁画以外にも、テーブルやキッチン周囲を塗装するなど、内装デザインはスタッフ総出で手掛けているという、DIY精神あふれる飲食店だ。

  • 店舗スタッフみんなでニスを塗ったりしたという味わい深いテーブルもいい

■旨味が閉じ込められた「ロールキャベツ」

そんな店内で味わえる料理も、すべて手作りにこだわっている。ロールキャベツ(Ro)をオーブン(Oven)で焼き上げることが店名の由来になっていることもあり、看板メニューは「ロールキャベツ」。

ソースは「デミグラスソース」(ランチ1,500円 / ティナー1,760円)、「トマトソース / ホワイトソース」(ランチ1,150円 / ディナー1,485円)の3種類用意されている。今回はトマトソースでいただいた。

  • 「ロールキャベツ」のソースは3種類。今回はたっぷりなトマトソースで食べてみた

大きな俵型だが、お箸で簡単に切れるぐらい柔らかい。ひと口食べてみると、ビックリするぐらいトロトロ! 旨味が閉じ込められていて、なんだか顔がほころぶ、ほっこりした味わいだ。正直あまり食べる機会がないロールキャベツだが、久しぶりに食べてみたら「こんなに美味しかったっけ?」というぐらいのたまらない旨さだった。

このロールキャベツ、1回冷凍してキャベツの細胞を壊すことで煮込んだとき、より柔らかくなるのだという。手の込んだプロの味で、なおかつ家庭的な優しさも感じられた。

  • ロールキャベツは箸で簡単に切れるほどの柔らかさでトロトロ

■一度食べたら忘れられない⁉ 「ハンバーグステーキ」

もう1つの看板メニューが「ハンバーグステーキ」。こちらはテレビ番組で「都内の美味しいハンバーグベスト10」の2位に選ばれたこともあるのだとか。

「デミグラスソース」(ランチ1,450円 / ディナー1,540円 ※150g~)、「トマトソース / ホワイトソース」(ランチ1,100円 / ディナー1,265円 ※150g~)の3種類のソースが選べるということで、「デミグラスソース」でいただくことにした。このデミグラスソースが独特の味わいで、フォンドヴォーを2日間かけて煮込み、2回濾して(ろして)小麦粉などを入れずに煮詰めて仕上げているという。

  • 「ハンバーグステーキ」は大人な味のデミグラスソースも相まって絶品

ハンバーグをナイフで切ると、肉汁がジュワ~っと出てきて、思わずゴクリと喉が鳴る。ひと口ほお張ると、ぎっしり詰まった肉と、とことん煮詰めていることがよくわかるデミグラスソースのギュッと濃縮された味が相まって絶品。ちょっと苦みと酸味が感じられるソースの大人な味は、一度食べたら忘れられなくなるはず。パンにソースをつけて余すことなくいただいた。

  • ハンバーグをで切ると肉汁がジュワ~と溢れてきた

ランチタイムはハンバーグ、ロールキャベツといったメインに、パンまたはライス・サラダ・スープが付いていて大満足なボリュームとなっている。お酒好きな人は、40種類以上を取りそろえているワインを飲みながら豊富なアラカルトメニューを楽しんでみてもいいだろう。

■自家製のデザートもおすすめ

また、「2種のケーキ ハーフ&ハーフ(クランブルのチーズケーキ&ショコラテリーヌ)」(1,100円)など自家製デザートもおすすめ。ショコラテリーヌの濃厚さは、別腹がいくつも欲しくなる美味しさで、ロールキャベツとハンバーグを食べた後にも関わらず、あっという間にたいらげてしまった。

  • 手づくりのデザートもおすすめ。ペロリと食べちゃいました


今度来るときは、実は隠れた(?)おすすめだという「メンチカツ」も食べてみようと思う。夢中で食べていたら、いつの間にか壁画に囲まれていることを忘れていた。でもそれが良い。リラックスして心ゆくまで美味しい料理を堪能できたのは、この空間ならではのこと。

ランチに、ディナーにと、都心の高層ビル街にいながら自然の中で食事を楽しめる「Bistro Roven 新宿」にぜひ足を運んでみてほしい。

■Information
「Bistro Roven 新宿」
【場所】東京都新宿区西新宿1-26-2 新宿野村ビル地下1階
【営業時間】
ランチ: 11:00-15:00(L.O.14:30) ※通常期11:00-14:30(L.O.14:00)
ディナー: 17:30-21:00(L.O.20:00)※通常期17:30-23:00 (L.O.22:00)
【定休日】不定休
※2022年3月2日現在時短営業中