現在は終身雇用が当たり前という世の中ではありませんが、仕事が続かないことが悩みとなってしまう方も中にはいるようです。そこで、ここでは仕事が続かない人の特徴やその理由、そして仕事が続かない人でも続けられる仕事や続けるコツをなどについてくわしくご紹介します。

仕事が続かないことが悩みとなっている方の参考になれば幸いです。

  • 仕事が続かない人の特徴

    仕事が続かないという悩みを解消していきましょう

仕事が続かない人の特徴

仕事が続かない理由や置かれている状況は人によって異なります。しかし、仕事が続かない人にはいくつかの共通点が見られるといわれています。ここではまず、仕事が続かない人の具体的な特徴をピックアップしてご紹介します。

人間関係を築くのが苦手

人間関係を築くのが苦手な人は、仕事が続かない傾向にあります。仕事は真面目にしているにも関わらず、周囲とのコミュニケーションをうまく取れずに孤立してしまい転職する、というケースが多いようです。特にチームの仕事が多い職種の場合、人間関係を築けないと退職・転職の原因となってしまいます。

人間関係の重要性は会社や働き方によっても異なりますが、組織に所属して仕事をする以上、完全に無視はできません。そのため、人間関係をうまく築けずに転職を繰り返すという人も少なくないのです。

プライドが高い

プライドが高すぎるために周囲と打ち解けられず孤立し、結果として転職を考えてしまうという人もいます。実際に高い能力や豊富な経験を持っていても、組織内で活かせなければ意味がありません。プライドの高さによって周囲と協調できず、組織内で能力を活かすことが難しくなり転職を繰り返してしまうというケースもあります。

また、プライドの高さ故に周囲に助けを求められず、自分で抱え込んだ仕事量に限界を感じてしまうという人も少なくありません。

飽きやすく我慢が苦手

最初は魅力的な職場のように思えても、飽きやすいためすぐに転職を考えてしまうという人もいます。また、新しい環境で仕事をするというストレスに耐性がなく、すぐに仕事を辞めてしまうというケースも少なくありません。飽きやすく我慢が苦手という点は、「仕事が続かない」「転職を繰り返してしまう」という人に共通しているといわれています。

逃げぐせがついてしまっている

仕事で何か問題が発生したり嫌なことがあったりすると「逃げる」という選択をし続け、結果仕事が続かない人もいます。もちろん、現在の仕事に限界を感じたり、適性などからどうしても続けられなかったりというケースもあるでしょう。しかし、仕事から逃げることを続けているとそれがくせになってしまい、何かあるとすぐに退職・転職を繰り返すようになってしまうのです。

完璧主義で仕事に多くを求めてしまう

完璧主義の人はちょっとしたミスを引きずってしまい、仕事へのモチベーションが下がってそのまま転職を考えてしまいやすい傾向にあります。完璧に仕事をこなそうと考えるのは決して悪いことではありません。しかし、完璧を求めすぎることは仕事が続かない原因にもなりうるのです。

  • 仕事が続かない人の特徴

    仕事が続かない人にはいくつかの共通点があります

仕事が続かないことのデメリットは?

現在では終身雇用は昔ほど当たり前ではなく、一度就職したら定年までそこで働き続けるという意識を持つ人は減っています。むしろキャリアアップのために転職をするというのも一般的になりました。しかし、仕事が続かず、転職を繰り返すことにはいくつかのデメリットがあります。ここでは仕事が続かないことのデメリットをご紹介します。

社会的な信用が薄くなりがち

転職に対してネガティブなイメージが少なくなったとはいえ、短期間であまりに転職を繰り返していると社会的な信用が薄くなってしまいがちです。転職活動で不利になってしまうのみでなく、勤務年数が短いとクレジットカードやローン審査などにも影響する可能性があります。

スキルアップの妨げになる

ある程度の期間同じ仕事を続けると、さまざまな経験やスキルが得られます。しかし、短期間で転職を繰り返していると、同じ年数社会人として働いていても、周りと比べて社会人歴に応じたスキルが身につかない可能性があります。

もちろん、いろいろな仕事の経験によって得られるスキルもありますが、特定のジャンルのスペシャリストを目指す場合、不利になってしまいがちです。

収入が上がりにくく経済的に不利になる

職種によっては、勤務年数によって収入が上がっていきます。しかし、転職すると経験は積んでいても勤務年数がリセットされてしまい、収入が上がりにくくなる可能性があるのです。

もちろん、高い能力を持っていれば転職によって収入アップを目指せます。一方、あまりにも多く転職を繰り返していると、それぞれの仕事での経験を積めないので収入が上がりにくく、経済的に不利になる場合があります。

  • 仕事が続かないことのデメリットは?

    仕事が続かないことにはデメリットもあります

仕事を続けるためのコツ

仕事が続かないという状況を脱却し、仕事を続けるためにはいくつかのコツがあります。ここからは、仕事を続けるためのコツをいくつかのポイントに分けてご紹介します。

仕事とプライベートを切り離す

仕事とプライベートの切り分けを意識してみましょう。仕事はあくまでお金を稼ぐための手段と割り切り、プライベートを充実させると仕事に対しても前向きに取り組めるようになります。

仕事で嫌なことやつらいことがあっても、プライベートに楽しみがあれば乗り越えられるという人も少なくありません。

人生の目的において会社に依存しない

会社での生活が人生の大きな目的になり依存すると、会社への不満を感じやすくなります。会社への依存度が高くなると会社への理想も高くなり、理想と現実とのギャップに不満が生じるようになるからです。

そこで人生の目的を会社や仕事以外でも設定すると、会社に対して極端に大きな理想を抱かなくなり、仕事を続けやすくなります。

経済的な目標を持つ

経済的な目標を持つことによって高いモチベーションを持って仕事に向き合えるようになります。例えば、マイホーム建築のための資金を貯めるといった具体的な目標があれば、つらいことや気に入らないことがあっても「仕事を頑張って稼ごう」と考えられるようになるでしょう。

身の丈にあったプライドを持つ

プライドを持って仕事をすることは大切ですが、あまりにも高すぎると仕事が続かない原因となってしまいます。身の丈に合ったプライドを持ち、ある程度柔軟な姿勢を持って仕事に取り組むようにしましょう。

無駄なプライドを捨てられれば、周囲からのアドバイスや助けも受け入れやすくなるため、結果として仕事がしやすくなり、さらに良好な人間関係も築きやすくなるでしょう。

周りのせいにしないという考え方

仕事に不満がある場合は周りのせいにするのではなく、不満の解消に向けて能動的に取り組むことも重要です。周りの同僚や環境は自分の力ではなかなか変えられません。一方で、自分の仕事への取り組み方は意識次第で変えられます。

現在の仕事に不満を抱いているのであれば、周りのせいにして逃げるのではなく自分で解決できないのかを考えてみましょう。

仕事は収入のための手段という割り切り

仕事は収入を得るための手段だと割り切ると気持ちが楽になる場合があります。仕事を人生の目標として依存するのではなく、別のところに目標・目的を持ち、そのための収入を得る手段が仕事であると考えてみましょう。

適度に手を抜くことも覚える

常に完璧を目指すと心身への負担が大きくなるため、適度に手を抜くことも大切です。「最終的に締め切りに間に合えばいい」「ノルマを達成できればいい」と楽観的に考え適度に手を抜くという選択肢を選べるようになると、仕事を続けやすくなります。

辞めることも検討しつつ精一杯仕事に取り組んでみる

仕事を辞める、転職すると検討し始めた段階ですぐに決断するのではなく、「いつでも辞められる」ということを認識したうえで精一杯仕事に取り組んでみましょう。それだけで精神的に楽になって伸び伸びと仕事ができる場合もあります。

仕事に慣れるまでの期間を持つ

新しい仕事に慣れるまでは何かと問題が起こりやすく、つらいと感じることも多いものです。これらを自分の頭で認識しておくだけで「慣れるまで我慢」ができるようになります。

  • 仕事を続けるためのコツ

    仕事を続けるためのコツを見つけましょう

仕事が続かない人でも続く仕事の条件

最後に、仕事が続かない人でも続けられる傾向のある仕事をいくつかご紹介いたします。これから新しい仕事選びをするという方は、ぜひご確認ください。

在宅ワークが可能

出社して周りに気を遣うということが不要で、自分が落ち着く場所で作業ができる在宅ワークが可能な仕事は、仕事が続かない人におすすめです。パソコンさえあれば業務に取り組めるシステムエンジニアやライター、イラストレーターなどの仕事は、在宅ワーク可能な傾向にあるようです。また、最近は派遣会社の求人でも在宅ワーク可能な事務業務の案件が多いので、チェックしてみてください。

ルーティン業務

毎日決められた仕事を繰り返すルーティン業務も、仕事が続かない人におすすめできる仕事です。一度業務内容を覚えてしまえばその後は同じ業務を繰り返せばいいので、変化に富んだ仕事をする必要がありません。清掃員やバス・タクシーの運転手、飲食店の調理スタッフなどはルーティン業務がメインの傾向です。

電話対応や対面での業務がない

人とのコミュニケーションが苦手で仕事が続かない人には、電話対応や対面で人と接する機会が少ない仕事がいいでしょう。事務のデータ入力の仕事や工場の製造スタッフの仕事は、電話対応や接客が不要なため、比較的続けやすいのではないでしょうか。

仕事が続かないことに悩まない毎日に

仕事が続かないという人にはいくつかの共通点があります。もちろん、現職から逃げるために転職するというは必ずしも悪いことではありませんが、転職を繰り返すとデメリットが生じる可能性もあります。長期的な視点で考えると、時には踏みとどまることも大切です。仕事が続かないことに悩んでいる方は、本記事記載の仕事を続けるためのコツをぜひ参考にしてみてください。