女優の柳美稀が、10日(20:00~)放送のテレビ朝日系ドラマ『科捜研の女 Season21』第14話に出演する。
大学准教授が階段から転落死する事故から始まる第14話。彼は「臓器提供意思表示カード」を所持していたためドナーとなることに。「セルメモリー(細胞記憶)」で、記憶は生物の細胞そのものに蓄えられるという研究をしていた准教授。やがて彼から臓器移植を受けたという男が現れ、記憶も一緒にもらったと言い出す。男が准教授の息子に言った「お父さんは殺された」という言葉がひっかかり、単なる事故ではないと感じた榊マリコ(沢口)らは研究室に向かう。そこで出会ったのが白衣姿の研究員・高平理香子(柳)。マリコにセルメモリー研究の有用性、人間の記憶の神秘性を熱く語る理香子だが、マリコは彼女に驚きの質問を。科学的に完全には解明されていないという「記憶のメカニズム」の真実に、マリコたち科捜研メンバーが緻密な捜査と鑑定で迫る。
『動物戦隊ジュウオウジャー』(16年~17年)の“荒海の王者”こと、セラ/ジュウオウシャーク役で本格的な女優デビューを果たした柳。近年では『24 JAPAN』(20年)にも出演していた柳が、大学准教授の研究室で先端技術の研究に没頭する“美しきリケジョ”を、スタイリッシュに白衣をまとって好演する。実年齢より10歳ほど年上となる35歳の役どころだが、落ち着いた大人の風格を漂わせ、臆することなく、沢口とも堂々と演技合戦を展開。「セルメモリー」に関する将来的な可能性を熱く語る場面では、少女のようなキラキラした真っすぐな表情を披露し、二面性を演じ分けている。