groove agent(ゼロリノベ)は2月24日、コロナ禍3年目の家事負担の変化と、家事分担を円満解決する秘訣に関する調査結果を発表した。同調査は2月14日、東京都在住・30代~40代の既婚男女1,000人を対象に、インターネットで実施した。

  • 1年前と比較したテレワークの増減

1年前と比較したテレワークの増減について尋ねたところ、 62.3%が「変わらない」、30.0%が「増えたと思う」、7.7%が「減ったと思う」と答えた。

1年前と比較して、夫婦間の家事負担の増減はどうなったか尋ねると、53.5%が「変わらない」、33.0%が「自分の負担が増えた」と答えた。「自分の負担が多かったがパートナーが協力してくれるようになった」(7.7%)、「自分の負担が減った」(5.8%)という回答も見られた。

  • おうち時間の増加による家事負担の増減

「自分の家事負担が多かった(パートナーが協力してくれるようになった)」と答えた人の男女の割合は、63.7%が女性、33.3%が男性だった。

  • 男女別家事負担の多さ

「自分の家事負担が多かったがパートナーが協力してくれるようになった」と答えた人に、パートナーに協力してもらうためにした工夫を聞いたところ、「やってほしいことを明確に言う」「家事や育児の分担を可視化」「強制はしない」「指摘し続けた」「ひたすら不満をぶちまけた」など、会話やコミュニケーションに関するコメントが多く寄せられた。

コロナ禍以降に導入して満足しているグッズ・家電を聞いたところ、「衛生関連家電」(41.0%)が最も多く、「調理家電」(28.4%)、「テレワーク関連」(11.5%)と続いた。

  • コロナ禍以降に導入して満足しているグッズ・家電

具体的に挙がったものは、「ロボット掃除機」「スティック掃除機」「電気調理鍋」「ホームベーカリー」「ワイヤレスイヤホン」「マッサージ機」「Nintendo Switch」などだった。