JR西日本と日本旅行は21日、「岡山デスティネーションキャンペーン」(7~9月開催)を記念し、「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」を京都駅から新見駅まで、日中時間帯に「DAY TRIP」(デイトリップ)として運行すると発表した。

  • 「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」が日中時間帯に京都駅から新見駅まで運転される

この「瑞風デイトリップ」と岡山県北部での宿泊・観光を組み合わせ、日本旅行が主催するJR西日本ジパング倶楽部会員専用のツアーとして販売する。

「瑞風デイトリップ」では、車内で約6時間を過ごし、洗練された車両や美しい車窓の景色、おもてなしを体感できる。車内での昼食は食の匠が監修する料理に加え、岡山県産のドリンクも用意される。「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」を下車した後、「瑞風バス」で岡山県北厳選の観光地を巡り、宿泊は津山城(鶴山公園)を遠望する「ザ・シロヤマテラス津山別邸」。観光では、“のれん”が町のシンボルとなっている真庭市勝山の町並み保存地区と、ベンガラの町として栄えた高梁市吹屋の町並みをそれぞれ地元ガイドが案内する。この春、7年ぶりに蘇る「旧吹屋小学校」にて、特別企画として国指定重要無形民俗文化財「備中神楽」の貸切鑑賞も予定している。

日程は7月2~3日の2日間。1日目に「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」へ乗車し、京都駅10時22分発・新見駅16時18分着で運転される。宿泊施設には18時頃に到着する。2日目は「瑞風バス」で鶴山公園、勝山町並み保存地区、吹屋といった観光地をで巡り、岡山駅から新幹線に乗車し、新大阪駅までの帰路につく。

ツアーはJR西日本ジパング倶楽部会員専用商品として、3月3日10時から販売。京都発・新大阪発の旅行代金は24万~27万円とされている。