井上雄彦氏によるバスケットボールを題材にした人気コミック『SLAM DUNK(スラムダンク)』。1990年から約6年にわたり『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて連載、1993年にはテレビアニメ化され、バスケットボールの人気を高めた伝説的コミックです。
2022年12月には、映画『THE FIRST SLAM DUNK』が井上雄彦氏による監督・脚本で公開。公開からわずか2カ月足らずで興行収入は100億円を突破し、作品の高いクオリティーに何度も劇場に足を運ぶリピーターが続出しました。連載当時を知らない世代からの支持も受けるなど、連載開始から30年経った今なお根強い人気を誇っています。
その作中には、読者の胸を打つような名言が数多く登場することでも知られていますよね。そこで今回は、マイナビニュース会員の男女516名を対象に、漫画『スラムダンク』の中で印象に残っている名セリフについてアンケート調査をしました。
『スラムダンク』の名言ランキング
続いてマイナビニュース会員に漫画『スラムダンク」に登場する名セリフの中で印象に残っているものを聞いてみたところ、上位はこのような結果になりました。
1位「あきらめたらそこで試合終了ですよ」【安西先生】(39.7%)
2位「安西先生……バスケがしたいです」【三井寿】(23.2%)
3位「リバウンドを制する者は試合を制す」【赤木剛憲】(17.1%)
4位「天才とは99%の才能と1%の努力」【桜木花道】(16.2%)
5位「左手はそえるだけ」【桜木花道】(14.5%)
6位「天才ですから」【桜木花道】(13.0%)
7位「お前の為にチームがあるんじゃねぇ チームの為にお前がいるんだ」【安西先生】(7.2%)
8位「要チェックや」【相田彦一】(7.0%)
8位「まだあわてるような時間じゃない」【仙道彰】(7.0%)
10位「とりあえず君は日本一の高校生になりなさい」【安西先生】(6.4%)
11位「俺に今できることをやるよ! やってやる!」【桜木花道】(5.8%)
11位「まるで成長していない……」【安西先生】(5.8%)
13位「バスケットマンだからだ」【桜木花道】(5.5%)
14位「何人たりともオレの眠りを妨げる奴は許さん」【流川楓】(4.9%)
15位「オヤジの栄光時代はいつだよ…全日本のときか? オレは………オレは今なんだよ!」【桜木花道】(4.6%)
15位「基本が大事 だろ? ゴリ」【桜木花道】(4.6%)
17位「屈辱は10倍にして返すぜ じい」【桜木花道】(4.3%)
18位「はいあがろう『負けたことがある』というのがいつか大きな財産になる」【堂本五郎】(4.3%)
19位「ヤマオーはオレが倒す」【桜木花道】(4.1%)
20位「体が覚えてらっ 何百万本もうってきたシュートだ」【流川楓】(3.8%)
20位「そいつを倒して俺がトップになる」【宮城リョータ】(3.8%)
20位「断固たる決意が必要なんだ」【安西先生】(3.8%)
23位「大人になれよ…三井…!!」【小暮公延】(3.5%)
23位「もっとホメてくれ」【福田吉兆】(3.5%)
23位「おう オレは三井 あきらめの悪い男…」【三井寿】(3.5%)
23位「ドリブルこそチビの生きる道なんだよ!!」【宮城リョータ】(3.5%)
23位「さあいこーか」【仙道彰】(3.5%)
28位「おめーらバスケかぶれの常識はオレには通用しねえ!! シロートだからよ!!」【桜木花道】(3.2%)
28位「バスケットは…お好きですか?」【赤木晴子】(3.2%)
28位「いいからテーピングだ!!」【赤木剛憲】(3.2%)
『SLAM DUNK(スラムダンク)』の格言・有名な名言集まとめ
ここからはランクインしたスラムダンクの名言や格言が生まれたシーン、名言に寄せられたコメントなどを解説していきます。
「あきらめたらそこで試合終了ですよ」
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1位は、まだ中学生だった三井寿が試合での勝利を諦めかけたときに、来賓として会場にいた安西先生が三井にかけた一言。この言葉で三井は逆転シュートを決め、安西先生のもとでバスケがしたいと湘北高校に入学しました。
・「当たり前であるがゆえに、かえって重みがある」(45歳男性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)
・「名言中の名言だと思う」(47歳男性/専門店/その他技術職)
・「もう試合をあきらめた人間にはきつい一言」(53歳男性/その他/その他・専業主婦)
・「試合は終わるまで何があるかわからないから。奇跡もある」(37歳男性/農林・水産/建築・土木関連技術職)
・「テレビでもよくいろいろな人が言っているので」(38歳男性/ソフトウェア・情報処理/営業関連)
「安西先生……バスケがしたいです」
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相次ぐケガにより、バスケ部内での居場所をなくしてしまった三井寿。グレたまま3年生になった三井は、不良とともにバスケ部を潰しに体育館に乗り込みます。暴れる三井らのもとに安西先生が現れ、かつての想いが胸に溢れた瞬間に三井の口から出たこの言葉が2位にランクインしました。
・「この短いたった一言の中にいろいろな感情や思いが感じられ、印象に残っている」(43歳男性/専門店/事務・企画・経営関連)
・「一番感動した場面だった」(47歳男性/食品/販売・サービス関連)
・「三井はワルだったけど立ち直ったことが嬉しかった」(64歳男性/その他/その他・専業主婦)
・「泣きながら訴えていて感動した」(51歳男性/サービス/事務・企画・経営関連)
・「心の底から絞り出したような言葉に感動した」(47歳男性/その他/その他・専業主婦)
「リバウンドを制する者は試合を制す」
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湘北高校バスケ部のキャプテンである赤木剛憲は、「バスケットにはこういう言葉があるんだ」と、主人公の桜木花道に向かってバスケの極意を説きます。ゴリラに似た風貌の「ゴリ」こと赤木のこのセリフが3位にランキング入りしています。
・「このセリフでバスケットボールの見るべき所を知りました」(52歳男性/レジャーサービス・アミューズメント・アート・芸能関連/営業関連)
・「当時みんながマネをしていたから」(44歳男性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)
・「実際にその通りだと思う」(59歳男性/生命保険・損害保険/営業関連)
・「基本を教えているから」(41歳男性/教育/クリエイティブ関連)
・「一番鮮明に覚えていた」(36歳男性/輸送用機器/技能工・運輸・設備関連)
「天才とは99%の才能と1%の努力」
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かの有名な発明家、トーマス・エジソンは「天才とは、1%のひらめきと99%の努力である」と語ったそうですが、天才バスケットマンの桜木花道には努力は1%でいいようです。ただ、コミックを読んでいけば、実際の桜木が努力の人であることはわかりますよね。そんな桜木花道の人物像もダイレクトに伝わってくる、このセリフが4位にランクイン。
・「努力も才能のうちという感じがいい」(63歳男性/その他/クリエイティブ関連)
・「天才は1%の努力でいいんだ、あとはやはり才能なんだなぁと、やけに納得というか、しみじみ思ったから」(53歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「大人でも考えさせられるワード」(56歳女性/その他/その他・専業主婦等)
「左手はそえるだけ」
インターハイ王者の山王工業戦で、一時は20点差をつけられるも徐々に点差を縮めていった湘北高校。残り1秒で同学年のライバル・流川楓からのパスを受けた桜木花道がこのセリフとともにシュートし、逆転勝利を収めます。
絶対王者相手のしびれるクライマックスシーンだからこそ、基礎に立ち戻って平常心でいようとする桜木花道の姿勢が見えるこのセリフが5位でした。
・「バスケットの基本をわかっていてバスケットが好きなのがすごくわかるセリフ。作者のココロが非常に伝わってくるシーン」(52歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「さり気ない台詞だが深い」(29歳女性/専門店/販売・サービス関連)
・「その回の試合がセリフなしで進んでいって、唯一書かれたのがこの言葉だったから」(50歳女性/サービス/事務・企画・経営関連)
・「わかっているようでなかなかできないことを簡潔に表していた」(63歳男性/その他/技能工・運輸・設備関連)
「天才ですから」
主人公の桜木花道は、ずっと自分自身のことを天才と称します。当初は、素人同然の男が意気がるギャグのようなセリフですが、その驚くべき成長速度がわかる物語後半ではすごみのある言葉になっていきます。
6位になったこのセリフも、桜木花道のキャラクター像が存分に表現されている一言ですよね。
・「インパクトありますからね!」(49歳男性/物流・倉庫/技能工・運輸・設備関連)
・「自らのことを天才と呼ぶ姿がカッコいい」(62歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「桜木のプラス思考を象徴している」(50歳女性/人材派遣・人材紹介/その他・専業主婦等)
・「キャラの性格がよく表れているから」(43歳男性/その他/その他・専業主婦等)
「お前の為にチームがあるんじゃねぇ チームの為にお前がいるんだ」
湘北高校のバスケ部顧問になる前は、大学バスケ界で白髪鬼と呼ばれるスパルタコーチとして活躍していた安西先生。7位となったこの一言は当時、安西先生が期待していた選手にかけた言葉でした。
技術のある人間は個人技に頼りがちになりますが、バスケットボールというスポーツがチームプレイであることを厳しく諭している名言です。
・「すごくいい言葉だと思う」(48歳男性/建設コンサルタント/建築・土木関連技術職)
・「団体競技の本質だと思うので」(43歳男性/流通・チェーンストア/その他・専業主婦等)
・「チームのためにお前がいる。かっこいい! 俺も言われてみたいです」(66歳男性/電力・ガス・エネルギー/公共サービス関連)
「要チェックや」
大阪出身で関西弁をしゃべる、陵南高校1年・相田彦一の口癖が8位にランクイン。相田は多くの有名選手をチェックしてきたマル秘ノートを持っています。
・「耳に残るフレーズだから」(44歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「ギャグのように今でも使われている」(49歳男性/建築・土木/建築・土木関連技術職)
「まだあわてるような時間じゃない」
同率8位は、インターハイ出場をかけた湘北高校と陵南高校の試合で生まれた、陵南のエース・仙道彰の名言。湘北ペースで試合が進み、残り時間もわずかとなったタイミングで、仙道がチームメイトにかけたこの一言で、メンバーの焦る気持ちを落ち着かせました。
・「天才仙道のその一言でみんなが冷静さを取り戻すシーンがめちゃめちゃかっこよかった」(41歳女性/サービス/事務・企画・経営関連)
・「仕事で失敗して焦ったときにこの言葉を思い出し冷静になれたから」(38歳男性/ソフトウェア・情報処理/IT関連技術職)
「とりあえず君は日本一の高校生になりなさい」
県予選を突破し、インターハイ出場を決めた湘北。エース・流川楓は県予選でのライバルたちを見て、安西先生にアメリカに行きたいと告げます。そんな流川に対して安西先生は、日本にももっとうまい選手がいて、そこから逃げず日本一になってからアメリカに行っても遅くはないと語りかける、この一言が10位となりました。
・「先生の言葉がいちばん印象に残っています」(67歳男性/その他/専門職関連)
・「今までいい教師に巡り合わなかったから、そういう言葉を自分に言ってほしかった」(65歳男性/教育/その他技術職)
「俺に今できることをやるよ! やってやる!」
・「地道な感じがよく頑張ろうと思う」(49歳男性/医療・福祉・介護サービス/専門職関連)
・「今できることを必死にやることに感銘を受けたから」(68歳男性/その他
/その他)
「まるで成長していない……」
・「実社会でも使っているので」(62歳男性/フードビジネス(総合)/販売・サービス関連)
・「自分のことを言われているようで……トホホな気持ちになりました」(51歳男性/半導体・電子・電気機器/事務・企画・経営関連)
「バスケットマンだからだ」
・「斬新ですから。よいと思います」(50歳男性/建設・土木/建築・土木関連技術職)
・「バスケに気持ちが入っている」(59歳女性/その他/その他)
「何人たりともオレの眠りを妨げる奴は許さん」
・「一番好きな流川君らしいセリフだから」(40歳女性/サービス(その他)/事務・企画・経営関連)
・「自分でもよく言うセリフなので」(40歳女性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)
「オヤジの栄光時代はいつだよ…全日本のときか? オレは………オレは今なんだよ!」
・「ケガをおして自分の未来をつぶしてでも、今勝ちたいという桜木の熱意に涙を流したから」(27歳男性/その他/その他)
・「『オレは今なんだよ』という言葉が好きだから」(48歳男性/その他/その他)
「基本が大事 だろ? ゴリ」
・「本当に基本は大事だと思うから」(57歳男性/その他/その他)
・「日常生活でも通用する言葉で、自分自身も肝に銘じなければと改めて感じたから」(61歳男性/その他金融/営業関連)
「屈辱は10倍にして返すぜ じい」
・「私の境遇に近いものがある」(51歳男性/その他金融/営業関連)
・「大変印象に残りました」(57歳男性/サービス(その他)/IT関連技術職)
「はいあがろう『負けたことがある』というのがいつか大きな財産になる」
・「『負けたことがあるというのが財産』という考えは、人生のあれこれの節目で挫折してきた身としては非常に共感できるから」(69歳男性/その他/その他)
・「自分が仕事で失敗したときに励みになった言葉なので」(59歳男性/その他電気・電子関連/事務・企画・経営関連)
「ヤマオーはオレが倒す」
・「最後の試合の逆転のきっかけのシーンだから」(29歳男性/その他/その他)
・「シンプルにまとまっていてわかりやすい」(44歳男性/輸送用機器(自動車含む)/技能工・運輸・設備関連)
「体が覚えてらっ 何百万本もうってきたシュートだ」
・「努力すれば、自信につながることがよくわかるから」(58歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/事務・企画・経営関連)
・「自分に言い聞かせるときがある。また、部下にもフォローする際に使用する」(56歳男性/輸送用機器(自動車含む)/事務・企画・経営関連)
「そいつを倒して俺がトップになる」
・「闘う姿勢がはっきりしているフレーズで、気持ちよく思いました」(52歳男性/電力・ガス・エネルギー/営業関連)
・「なんとなく印象に残っている」(52歳男性/その他電気・電子関連/IT関連技術職)
「断固たる決意が必要なんだ」
・「カッコイイから印象に残っている」(32歳男性/建設・土木/販売・サービス関連)
・「退路を断って、前に進む気持ちが現れていて感動しました」(51歳男性/サービス(その他)/営業関連)
「大人になれよ…三井…!!」
・「かっこ良さが印象に残りました」(58歳男性/事務・企画・経営関連)
「もっとホメてくれ」
・「自分も同じ気持ちになるから」(40歳男性/販売・サービス関連)
「おう オレは三井 あきらめの悪い男…」
・「何気ない言葉ですが、いつまでも心に突き刺さるような印象に残るメッセージだと思いました」(33歳女性/販売・サービス関連)
「ドリブルこそチビの生きる道なんだよ!!」
・「『まさに!』と思ったセリフだったので」(41歳女性/事務・企画・経営関連)
「さあいこーか」
・「これから頑張るぞという気にさせられる勇気が出る言葉なので大変好きです」(62歳男性/IT関連技術職)
「おめーらバスケかぶれの常識はオレには通用しねえ!! シロートだからよ!!」
・「続編を見てみたいと思います」(70歳男性/その他・専業主婦等)
「バスケットは…お好きですか?」
・「この台詞に胸がキュンとしたので」(55歳男性/事務・企画・経営関連)
「いいからテーピングだ!!」
・「あまりの衝撃を受けたため」(45歳男性/営業関連(営業・MR・人材・コールセンター他))
やる気がでるセリフばかり! スラダンのキャラ別名言一覧
スラムダンクには主人公・桜木花道や桜木のライバル・流川楓をはじめとする個性豊かなキャラクターたちが数多く登場しますが、ここからはキャラ別の名言を紹介します。今回のアンケートに惜しくもランクインしなかったものも含めてまとめました。
桜木花道の名言
- 「天才とは99%の才能と1%の努力」
- 「左手はそえるだけ」
- 「天才ですから」
- 「俺に今できることをやるよ!! やってやる!!」
- 「オヤジの栄光時代はいつだよ…全日本のときか? オレは………オレは今なんだよ!!」
- 「おめーらバスケかぶれの常識はオレには通用しねえ! シロートだからよ!」
流川楓の名言
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- 「1つ教えといてやるぜ バスケットは算数じゃねぇ」
- 「何百万本もうってきたシュートだ」
- 「負けるよりはましだ」
- 「今日もあれやりましょーよ オレたちはってやつ」
赤木剛憲の名言
- 「リバウンドを制する者は試合を制す」
- 「晴子……お前が見つけてきた変な男は 湘北に必要な男になったぞ…」
- 「いいからテーピングだ!!」
- 「骨が折れてもいい…歩けなくなったっていい…!!やっとつかんだチャンスなんだ…!!」
- 「俺がダメでもあいつらがいる あいつらの才能を発揮させてやればいい そのために体を張れるのはオレしかいない」
宮城リョータの名言
- 「ドリブルこそチビの生きる道なんだよ!!」
- 「そいつを倒して俺がトップになる!!」
- 「しっかりしろォ!! 流れは自分たちでもってくるもんだろがよ!!」
三井寿の名言
- 「このスーパースター三井がいる限り!! 武石中は絶対勝ァつ!!」
- 「安西先生……!!バスケがしたいです」
- 「静かにしろい この音が……オレを甦らせる何度でもよ」
- 「おうオレは三井 あきらめの悪い男…」
木暮公延の名言
- 「夢見させるようなことを言うな!!」
- 「今まで残ったのはあの時本気で全国制覇を信じた奴だけだぜ」
- 「泣かすなよ…問題児のクセに…」
- 「大人になれよ…三井…!!」
赤木晴子の名言
- 「バスケットは…お好きですか?」
- 「『桜木選手 初めてダンクを決めたのはいつですか?』 将来絶対聞かれるよ……!!」
- 「桜木君が伸びた分だけ湘北が全国制覇に近づけるんだよ」
安西先生の名言
- 「あきらめたらそこで試合終了ですよ」
- 「お前の為にチームがあるんじゃねぇ チームの為にお前がいるんだ」
- 「とりあえず君は日本一の高校生になりなさい」
- 「君達は強くなる」
仙道彰の名言
- 「オレを倒すつもりなら…死ぬほど練習してこい!!」
- 「さあいこーか」
- 「まだあわてるような時間じゃない」
田岡茂一監督の名言
- 「でかいだけ? 結構じゃないか 体力や技術は身につけさすことはできる だがお前をでかくすることはできない たとえオレがどんな名コーチでもな 立派な才能だ」
- 「敗因はこの私 陵南の選手たちは最高のプレイをした」
高頭力監督の名言
- 「海南に天才はいない だが海南が最強だ」
- 「奇策にでたか田岡先輩 だがこの時点であんたの負けだ 奇策といわれるあらゆる作戦 そのほとんどは相手のことを考えすぎて本来の自分を見失った姿にすぎない」
『スラムダンク』の隠れた名言
上記以外にも、まだまだ多くの名言がスラムダンクにはあふれています。ここではスラムダンクの隠れた名言を紹介します。
- 「華麗な技をもつ河田は鯛…お前に華麗なんて言葉が似合うと思うか赤木 お前は鰈だ 泥にまみれろよ」
高校バスケット界の雄・山王工業のセンター・河田雅史とマッチアップし、その技術の差に愕然とし、自分を見失いつつあった赤木。そんな赤木に対し、かつてのライバルだった魚住純がかけたセリフです。
人にはそれぞれ個性があり、できないことを無理して背伸びしようとしても意味がありません。それよりも、自分にできることをきちんとこなす方が組織にとっては重要となってきます。「夢は板前」という魚住らしく、魚を用いたなんともいぶし銀な味わいを醸し出している名言と言えます。
- 「高校のたった3年間でできることなんか限られとる 全部やろう思てもムリや そやから豊玉の練習はオフェンス8にディフェンス2くらいのもんや そらあ批判もあるけどな そんでええのや…その方がバスケットを好きになってくれる」
豊玉高校を全国大会常連の強豪校へと育て上げた北野前監督の名言です。「好きこそ物の上手なれ」という言葉がありますが、「バスケットプレイヤーとして大成するには、何よりもバスケットを好きになることが大切」という北野前監督の信念がひしひしと伝わってきます。
自身の指導方針に対して周囲から批判めいた声があることを知りながら、それでも教え子たちの将来を優先しようとする姿勢は、教育者の鑑と言えるでしょう。
ビジネスにも使える『スラムダンク』の名言
ここではビジネスパーソンが今日から使えそうな2つの名言を紹介します。
- 「お前の為にチームがあるんじゃねぇ チームの為にお前がいるんだ」
「白髪鬼」との異名を持ち、大学で指導をしていた当時の安西先生が将来有望な若手選手・谷沢龍二に送った言葉です。
どれだけ才能があふれようと、バスケットがチームスポーツである以上、1人では勝てません。そして、その考えは仕事にも通じるところがあります。個人でできる仕事量には限界がありますし、できる仕事の内容も限られてきます。大きな成果を得るには、チームとしてうまく機能することが必要不可欠だという事実を忘れないでいたいですね。
- 「君がいてよかった…」
対翔陽戦で目覚ましい活躍をした後にベンチへと退いた三井に安西先生がかけた言葉です。これほどまでにシンプルに感謝の念を伝えられる言葉があるでしょうか?
相手を認めて褒めるという行為は、簡単なようで実践するとなるとなかなか難しいものです。特に部下を多く抱える管理職の人の心に留めておいてほしい名言と言えるでしょう。
『スラムダンク』のマニアックな名言
最後に、スラムダンクの作品中に出てくる爆笑必至のセリフやマニアックな名言を紹介します。生粋のスラムダンクファンならば、どのシーンで出てきたセリフかすぐにわかるはず!
- 「桜木と書いてバカと読みやがったな もー怒った!!」
- 「ああ~っカオから血がでるほど恥ずかしい!!」
- 「ゴ…キャプテン」
- 「赤木の方がフケてるぞ!!」
- 「歴史に名を刻め~お前等!」
- 「どーも先生が見てないと…」
あなたの『スラムダンク』の好きな名言はありましたか?
今回のランキングで1位になったのは、安西先生の「あきらめたらそこで試合終了ですよ」。4割近くの人が、印象に残っている名言として挙げていました。安西先生の言葉はこれ以外にも、7位と10位にランクインしています。
2位の三井寿の言葉も安西先生あっての名ゼリフなので、いかに安西先生が名指導者であるかがうかがえます。「こんな先生に出会いたかった」といったコメントもたくさんありました。
あなたにとっての一番の名言はなんでしたか?
調査時期:2022年1月27日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数: 男女合計516人(男性: 410人、女性: 106人)
調査方法:インターネットログイン式アンケート
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