KinKi Kidsの堂本剛が、14日深夜に放送されたラジオ番組『KinKi Kids どんなもんヤ!』(文化放送/毎週月曜24:05~24:30頃)に出演。昨年12月に突発性難聴の診断を受け、治療に専念するため活動を休止しているHey! Say! JUMPの八乙女光について、自身の思いを語った。

活動休止を発表したラジオ番組で、昨年末のライブイベント「Johnny's Festival~Thank you 2021 Hello 2022~」出演時に、同じく突発性難聴を患っている剛に相談したことを明かしていた八乙女。剛は、そのときの様子について、「すごい長い時間しゃべったけど。やっぱり、葛藤がものすごくあるからね。彼の中でもね」と振り返り、「そんなに簡単に治るもんじゃないから。僕も治ってないし。気持ちはすごい理解してあげられるわけ。でも、人それぞれ症状が微妙に違うので。的確なアドバイスがちゃんとできるかというと、本当に本人しか分からない絶妙なバランスの患いだと思う」と神妙に語った。

剛によると、八乙女は、「リズムが取りづらい」「音が膨張してなんだか分からない」「人としゃべってても、周りでガヤガヤ音が鳴ってると、何をしゃべってるかまったく分からない」と話していたそうで、「僕と同じこと言ってるなと思って」と回顧。楽屋で話し込んでいるときも、「普通の距離でマスクしながらお互いにしゃべってたけど、もう本当に、“あの頃の自分と一緒やな”っていうぐらい。“こんなに近いのに、僕のしゃべってることが分からへんねんな”っていう印象」だったそうで、「それぐらい大変なわけ。急にその状況に変わったわけだから、それは大変よね」と、八乙女の心情を気遣った。

また、剛は、「何とかして救ってあげたいなと思って、僕なりにいろいろ話をさせてもらったけど。そのあとも、連絡を取るようになって、できる限り寄り添ってあげれたらなと思ってやってます」と、その後の交流についても告白。八乙女に対しては、「ラジオだったらできるなとか、少しづつ復帰してもいいんじゃないの?」「なんかあったら、僕らの番組に来れば?」「耳の状況が良ければ、レコーディングに遊びに来れば?」という言葉をかけたことを明かしながら、「まあ今は本人が決めたことだから、ちょっとそっとしておいてあげて……。でも、本人もね、“じっとしてるタイプじゃないんです”って言ってたから」と、復帰に向けて期待を寄せた。

そして、「僕も本当にそうなんですけど、ファンの人たちがいてくれるっていうことが、やってる意味というか。その存在を感じることで、強くもなれるし、優しくもなれるんですよね」と、ファンの存在が心の支えになっていることを強調した剛。「こんな幸せなことはないなと思って生きてますからね。だから、なおさらつらかっただろうなって……」と活動休止を決めた八乙女の気持ちに寄り添いつつ、「非常に真っ直ぐな子だなっていう印象があったんで。その気持ちを持って、1日も早くファンのみなさんに会いに行きたいと思ってるでしょうから、みなさんもぜひ支えてあげてほしいなと思っております」と、心配しているファンに向かってメッセージを送り、話題を締めくくっていた。

なお同番組は、放送後1週間以内であればradikoで聴取可能(エリア外の場合はプレミア会員のみ)。