元AKB48で女優の梅田彩佳が、14日に2nd写真集『Etude(エチュード)』(ワニブックス 3,300円/128ページ B5判)を発売した。

梅田彩佳 2nd写真集『Etude(エチュード)』(ワニブックス) 撮影:熊谷貫

同作は、AKB48を卒業後、ミュージカルを中心に活躍の場を広げている梅田の3年ぶりとなる写真集。ふいに目が合った瞬間や、何かを見つけ嬉しそうな顔、そして誰にも見せたことのない姿など、まるで隣に寄り添っているかのようなナチュラルな梅田を見ることができる。また、自身がランジェリーを手作りするなど、制作段階から意欲的に参加し、クライマックスとなるベッドシーンでは過去最大露出にも挑戦。30代に入り、女性としての色と艶を増した梅田のありのままを表現した最高傑作だ。

発売前の12日には東京・SHIBUYA TSUTAYAでお渡し会を開催。ファンに写真集を直接渡し、交流を楽しんだ。

本人コメントは以下の通り。

■梅田彩佳インタビュー

――実際に写真集を見て感想は?

重たかったです(笑)。実際の重量的にもそうだし、この1冊が出来上がるまでにスタッフさんと色々打合せをして、いいものを作りたいっていう気持ちもこもっているので。まさか2冊目の写真集を出させていただけるとは思っていなかったので、改めて出来上がった写真集を手にすると、嬉しさがこみ上げてきます。

――前作と違うところは?

ファースト写真集では、キレイにも撮ってもらいたいし、かわいくも撮ってもらいたい、こういう風に撮ってもらいたい! っていうのがたくさんあって。でも今作は“別に変に写っててもこれが今の私だし。まぁ、いいか”っていう感じで、いい意味で力が抜けてとてもリラックスして挑めました。本当に素の表情がたくさん載っていると思います。

―――ロケ地である屋久島の思い出は?

いわゆるザ・屋久島的なところはあまり行かなかったんですが、屋久島の暖かくてちょっぴりゆるい空気感にすごく癒されました。最終日に唯一、屋久島的な深い森の中で撮影したんですが、そこだけはちょっと緊張しましたね。屋久島の自然に圧倒されたというか……。初めて“あ、すごいところに来ていたんだな”って、屋久島の悠大さに気づいたときでもありました。本当にパワーをもらいましたね。

――でも、そのときの写真はあまり使われておらず……。

そうなんです(笑)。それも見どころの1つです! ぜひ探してください!

――写真集に向けてボディメイクも相当頑張っていました。

はい。ロケが決まってから本格的にジム通いを始めて。それが4カ月前くらい。3かカ月前にはジムに週2回は通うのが定番になっていました。食事制限に関しては、トレーナーさんから“チョコ1個の単位で気を付けて下さい”って言われて。その1つで大分変わるんだよっていうことを教えて下さいました。

――チョコ1個が命取り。

そうです。“タンパク質が入っていない食べ物は食事だと思わないで下さい”とも。かなり勉強になりましたね。

――写真集の見どころといえば?

下着を2着手作りしました。オカダヤまで行って生地から揃えて(笑)。今まで裁縫なんてやったことなかったのに、1から手作りして何回も作り直して2つ試作品が出来上がったんです。それを手直ししたのがベージュの下着で、自分用に特化しているからか胸がめちゃくちゃ盛れています(笑)。

――この中からいちばんのお気に入りを選ぶとしたら?

夕日を浴びてる横顔の写真ですね。いちばん力が抜けていてめっちゃキレイに撮ってもらったなぁって。初日のいちばん最後に撮影したので髪の毛もボサボサだし、メイクも崩れているけれど、“今すごく幸せだなぁ”って思いながら撮られてたのは覚えています。自分の好きなことをこうやって形にしてもらえて、自分もそこに向けて努力できていて幸せだなぁ……って。

――ご自身でつけたタイトルについて教えてください。

『Etude(エチュード)』は、お芝居で使われる言葉。ロケ地に行ってから、スタッフの皆さんとどういう風に撮ろうか話し合いながら、皆でいい方向へ進めるように走り始める感じが、お芝居のエチュードに近いなって感じたのでこのタイトルにしました。お互いを信じあって認め合って、結果とてもいい写真集ができました。是非多くの方に見て頂きたいです!