Lboseは2月9日、「フリーランスのキャリア・環境に関する調査」の結果を発表した。調査は1月13日~19日、一都三県在住(東京、神奈川、千葉、埼玉)のフリーランス453名を対象にインターネットで行われた。

  • フリーランスとして活動していることに対しての周囲の反応

    フリーランスとして活動していることに対しての周囲の反応

今後のキャリアイメージについて聞くと、「フリーランス・1人法人として働き続ける」が84.0%を占め、「正社員として企業に再就職」を考えている人は20.2%、「法人化」が10.7%だった。

フリーランスとして活動していることに対しての周囲の反応について聞くと、20.1%が「(やや)否定的」と回答。否定的な理由としては、「収入の不安定さ」「立場の不安定さ」「年金など、将来的な不安」などがあがった。

そこで、「将来に向けた資産運用・積み立てなどは行われていますか?」と尋ねたところ、34.4%が「行っている」と回答し、「今後行いたい」という人は38.0%だった。

  • 現在もしくは過去に苦手なクライアントがいるか

    現在もしくは過去に苦手なクライアントがいるか

次に、現在もしくは過去に苦手なクライアントがいるかを聞いたところ、54.1%が「いる」と回答。特に、「コミュニケーション面(威圧的・高圧的・上から目線など)」や「金銭面(足元を見られ、金銭面でタイトな要求をされるなど)」「ディレクション面(無茶な要求をされる、指示が曖昧、要件がコロコロ変わるなど)」といった点があげられた。

  • フリーランスになった理由

    フリーランスになった理由

最後に、フリーランスになった理由を教えてもらったところ、「自由に働きたかった」(53.4%)や「好きな仕事をしたかった」(43.9%)に回答が集中。次いで「収入を増やしたかった」(19.4%)、「新しいことに挑戦してみたかった」(15.2%)、「独立・腕試しをしてみたかった」(13.0%)と続いた。