アイドルグループ・なにわ男子の道枝駿佑が主演する日本テレビ系ドラマ『金田一少年の事件簿』(4月スタート、毎週日曜22:30~)に、美雪役で上白石萌歌、剣持警部役で沢村一樹の出演が決まった。

  • (左から)上白石萌歌、道枝駿佑、沢村一樹=日本テレビ提供

1995年の初放送から幅広い世代の支持を得てシリーズを積み重ねてきた『金田一少年の事件簿』。5代目・金田一一の道枝に加え、一の幼なじみ・七瀬美雪を演じる上白石、警視庁捜査一課の剣持警部を演じる沢村が、脇を固める。

これまで、ともさかりえ、鈴木杏、上野樹里、川口春奈らが演じてきた5代目ヒロイン・美雪役に挑む上白石は「まさか自分が美雪の役をやらせていただけるなんて思ってもいませんでした。感慨深い気持ちと、初心にかえるような気持ちが入り混じり、今から撮影が楽しみです。自分なりの美雪像を作っていけたらと思っています」と意気込みを語る。

上白石は2014年に放送された『金田一少年の事件簿N(Neo)』で「銀幕の殺人鬼」の犯人役を当時14歳で演じ、シリーズ2回目の出演となる。

様々な刑事を演じてきた沢村は、剣持警部の役どころについて「高校生を捜査に引き込むという剣持警部のような刑事は初めて」と語り、これまでに古尾谷雅人さん、内藤剛志、加藤雅也、山口智充らが個性豊かに演じてきた役柄に「様々な先輩方が演じてきた役ですので、今回自分が演じることになって、とても感慨深い気持ちです。沢村一樹バージョンの新しい剣持警部をお届けできたら」と力強く抱負を語った。

コメント全文は、以下の通り。

■上白石萌歌
14歳の時に『金田一少年の事件簿N(Neo)』で犯人役として出演させて頂いたのですが、7年ぶりにまさか自分が美雪の役をやらせて頂けるなんて思ってもいませんでした。感慨深い気持ちと、初心にかえるような気持ちが入り混じり、今から撮影が楽しみです。過去の作品を見ながらも、自分なりの美雪像を作っていけたらと思っています。
主演の道枝さんとは初共演なのですが、透明感があって、お芝居に対して一生懸命な姿や眼差しが素敵だなと思っています。ひたむきさの中にチャーミングな一面がある所など、一(はじめ)ちゃん役にぴったりだなと思いました。沢村さんとも初共演なのですが、同じ鹿児島県出身ということもあって、初めてのような気がせず、親近感を抱いています。爽やかなお父さんのような印象で、ご一緒するのが楽しみです。
主演の道枝さんをはじめ、キャストの皆さんも魅力的に一新される新しい『金田一少年の事件簿』をお届けできると思います。ぜひ、皆さん楽しみに待っていてください!

■沢村一樹
様々な先輩方が演じてきた役ですので、今回自分が演じることになって、とても感慨深い気持ちです。沢村一樹バージョンの新しい剣持警部をお届けできたらと思います。これまでに色んな刑事の役を演じさせて頂きましたが、高校生を捜査に引き込むという剣持警部のような刑事は初めてです。金田一一(はじめ)のこともしっかりと理解して、後ろから支えている存在でもあると思うので、このドラマを通じて、「若い人達をちゃんと理解できる大人もいる」ということもしっかり表現できたらいいなと思っています。
主演の道枝くんとは過去にドラマで共演したことがあるのですが、前にぐっと出るエネルギーを感じたのが印象に残っています。年を経て、雰囲気も変わった道枝くんと再び共演できるのはすごく楽しみです。上白石さんは初対面ですが、とてもしっかりしている方だなと思います。同郷でもあるので、鹿児島弁でもお話できるように仲良くなっていけたらと思っています。
道枝版の金田一を後ろからしっかりと支え、視聴者の皆様にハラハラドキドキワクワク、楽しんで頂けるような作品を作りたいと思っています。ぜひご覧ください。